読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

カシューナッツを上手に食べてアンチエイジング

カシューナッツ

cashew nut lot on blue ceramic bowl

 

ナッツの中でもカシューナッツは、栄養価が豊富で、アンチエイジング効果も期待されるので、多くの方が食べているようです。

 

そんなカシューナッツの成分や美容効果、アンチエイジング効果について考えてみたいと思います。

 

オレイン酸

 

カシューナッツには、一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が含まれています。

 

オレイン酸はオリーブオイルに含まれる成分ですので、それだけで健康によさそうな気がしますね。

 

オレイン酸不飽和脂肪酸ですので、常温でも液体のため、動脈硬化になりにくい脂肪酸です。

 

それどころか、オレイン酸善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスを整える作用があるため、動脈硬化を防いでくれる作用があります。

 

また、腸のぜん動運動を整える効果もあるため、便通を改善してくれます。

 

タンパク質

 

カシューナッツには、タンパク質が豊富に含まれています

 

筋肉の維持が、アンチエイジングには欠かせませんが、それにはその材料となるタンパク質が必要になります。

 

カシューナッツは、タンパク質を補給するという意味でも、優秀な食材です。

 

ビタミンB1

 

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えてくれる栄養素です。

 

ビタミンB1が不足していると、糖分が十分にエネルギーに変わらないため、疲れが取れないという状態になってしまうことがあります。

 

また、肝臓や腎臓にもエネルギーが十分に届かなくなると、解毒などが十分に行われなくなってしまうため、老化が進んでしまう可能性があります。

 

しかし、カシューナッツなら手軽にビタミンB1を補給することができますね。

 

ビタミンK

 

ビタミンKは、包丁で指を切ったり運動中に膝を擦りむいたりして出血したときに、血液を固める働きを持っています。

 

また、ビタミンKは骨を構成する成分のひとつ「オステオカルシン」の分泌を促し、骨を丈夫にする働きにも効果があると言われています。

 

カルシウム不足によって起こる骨粗しょう症の予防に役立つことが期待されています。

 

骨はアンチエイジングには、とても重要なものです。

 

骨がしっかりとしていなければ、運動することも出来なくなってしまい、簡単に骨折してしまうことにもなります。

 

骨折が原因で寝たきりになってしまうということも、たくさん報告されていますが、動けなくなると、老化が進んでしまいます。

 

それらを避けるために、ビタミンKを豊富に含んでいるカシューナッツを、積極的に摂取しましょう。

 

葉酸

 

ほうれん草や小松菜といった緑色の野菜に豊富に含まれる葉酸は、赤血球を作る働きをもっています

 

そのため造血のビタミンと呼ばれるビタミンB群の一種です。

 

赤血球を作る働きをすることから、立ちくらみや息切れなどの貧血症状の緩和にも役立ちます。

 

この作用は、特に女性にとってありがたいものです。

 

また、葉酸は貧血を予防する以外にも、肌の新陳代謝をアップさせる働きも優れています。

 

代謝が上がることでターンオーバーのリズムが整い、ニキビや吹き出物、くすみといった肌トラブルの改善効果が見込めます。

 

パントテン酸

 

パントテン酸は、レバーや納豆などに多く含まれるビタミンのひとつです。

 

体内に取り込まれると、エネルギー生産に欠かせない酵素の働きをサポートする「コエンザイムA」という成分に分解されます。

 

糖質をエネルギーに変える、エネルギー生産に欠かせないパントテン酸は、食べ物に含まれる糖質や脂質を分解し代謝を促進するため、ダイエット効果や肥満防止に役立ちます。

 

パントテン酸を効率よく摂取するためも、カシューナッツはお勧めです。

 

鉄分

 

カシューナッツには、鉄分が豊富に含まれています

 

鉄分は、酸素を運ぶヘモグロビンの材料になるもので、鉄分が不足すると貧血になってしまいます。

 

カシューナッツで鉄分を上手に補給することで、この貧血を予防することができます。

 

カシューナッツの摂り方

girl holding candy while putting to her mouth

 

カシューナッツはそれ自体でおいしいナッツです。

 

中には、食塩や油で味付けされているものがありますが、やはり自然のままの味を楽しむようにしましょう。

 

カシューナッツを食べるのは、間食でも良いのですが、食前に食べるのもお勧めです。

 

カシューナッツに含まれる不飽和脂肪酸は、脂肪の吸収を緩やかにしてくれる作用があります。

 

また、食物繊維が含まれているため、糖質の急激な上昇を抑えてくれる作用もあります。

 

糖質の急激な上昇である血糖スパイクは、老化を進めるため、できる限り抑えるのが理想ですが、カシューナッツを食前に食べることで、胃の中に食物繊維がある状態で食事を摂ることで、糖の吸収を緩やかにしてくれます。

 

また、食前30分前にカシューナッツを少し食べておくことで、食事の時には少し血糖値が上がっているため、食べすぎを防止することも可能です。

 

まとめ

 

さまざまな効果を持つカシューナッツ

 

疲労回復やリラックス効果のある、パントテン酸ビタミンB1は、間食にはとてもありがたい成分です。

 

上手に取り入れると、日中のパフォーマンスが改善され、アンチエイジングも期待できる優れた食材です。