ピスタチオの美容への効果を調べてみた。
ピスタチオが少ない!
ナッツが健康に良いということで、間食にナッツを食べるという方が多くなっているように感じます。
コンビニなどでも素焼きのアーモンドなどを手軽に購入できるということもあり、誰でもナッツを気軽に食べられる環境ですよね。
そしていろんなナッツがありますが、どのナッツも健康に良い効果があるため、ミックスナッツも人気です。
私は、ナッツが好きなので、よくミックスナッツをネットで注文して食べています。
ネットであれば、お手頃価格でミックスナッツを購入できますからね。
そして、私はミックスナッツの中でも、ピスタチオの健康への効果にとても興味があります。
そのため、ミックスナッツを買って食べている時も、緑のピスタチオを探しながら食べることが多いですね。
しかし、ミックスナッツに入っているピスタチオには一言いいたくなります。
それはなぜかというと、ミックスナッツの中に入っているピスタチオが、どうも少なく感じるからです。
ピスタチオの数だけが、どうも他のナッツよりも少ないため気になってしまうのですね。
ですから、ピスタチオだけのナッツを買おうと思うのですが、値段がどうも他のナッツよりも高いように感じてしまいます。
その理由を調べてみると、ピスタチオは育てる環境がかなり限定されているようで、大量生産が難しいということが原因の一つのようです。
日本でもピスタチオを作ろうとしたようですが、気候が合わないことから栽培をあきらめたという経緯もあるようです。
そのため、どうしてもピスタチオは高価になってしまうとのことです。
ミックスナッツにピスタチオが少ないのも仕方のないことなのかもしれませんね。
ピスタチオはおいしい
しかし、ピスタチオはそのままでもおいしいので、お酒のおつまみに食べる方も多いですし、デザートにもピスタチオはたくさん使われています。
ピスタチオのジェラートなどは、かなり人気が高いです。
私も健康への効果が高い、ということは知っているのですが、そんなことよりもおいしいから食べたいというのが本当のところです。
だからこそミックスナッツなどを食べるときには、ピスタチオを探して食べてしまうわけです。
ピスタチオの効果とは
ピスタチオは、高価であるということは事実なのですが、その値段に見合った実力を兼ね備えたナッツです。
ナッツの女王とも呼ばれることから、その栄養価の高さには誰もが注目しているところのようです。
ナッツの女王という別名からもわかると思いますが、その効果は女性の美容やアンチエイジングにとても有効な効果がたくさん含まれているのが特徴です。
ビタミンB6
中でも注目したいのが、ピスタチオに豊富に含まれているビタミンB6です。
ビタミンB6は、ビタミンB群の中の一つのビタミンですので、私たちの身体にとっては必須のビタミンであるということはわかると思います。
では、ビタミンB6はどのような働きをしてくれるのでしょうか?
私たちの身体は、様々な化学反応を起こすことでエネルギーを発生させたり、臓器を動かしたりすることができます。
これらの重要な活動を行うために必要なエネルギーを発生させる化学反応には、たんばく質が必要なのですが、そのたんぱく質のことを酵素と呼びます。
そしてその酵素が充分に働くには、それを助ける補酵素が必要になります。
ビタミンB6はこの補酵素にあたり、アミノ酸の代謝や、心を落ち着かせる働きのある神経伝達物質-セロトニン、ギャバ、ドーパミン、アドレナリンなど-の生成に深く関わっている大切なビタミンです。
補酵素として、本当にたくさんの役割を果たすビタミンB6ですが、美容やアンチエイジングの観点で考えると、アミノ酸の代謝が重要になってきます。
私たちの肌や髪の毛は、アンチエイジングや美容にとても重要な要素ですよね。
肌にしわやシミ、くすみがあったり、髪の毛が老化で傷んでしまっていると、どうしても見た目も老けて見えてしまいます。
ですから、肌や髪の毛のアンチエイジングは、美容にとってはとても重要になってくるということは納得できるのではないでしょうか?
そして、肌や髪の毛は、たんぱく質からできているのですが、より具体的にはアミノ酸からできています。
たんぱく質はアミノ酸に分解されて、身体の各所に運ばれて使われるのですが、肌や髪の毛も運ばれてきたアミノ酸からできています。
そして、たんぱく質をアミノ酸に変える過程で必要になってくるのがビタミンB6です。
ビタミンB6が不足すると、肌や髪に届けられるアミノ酸が当然少なくなってしまいます。
その結果、肌や髪のアンチエイジング効果や美容効果は少なくなってしまうというわけです。
ですから、ピスタチオは美容にとても効果が高いということになりますね。
とはいえ、ピスタチオだけではたんぱく質は足りませんので、合わせて良質なタンパク質を摂るということも重要になります。
ピスタチオを毎日食べているのに、「肌トラブルが改善されないわー」、という場合はたんぱく質が足りていないかもしれませんね。
ピスタチオの選び方
ピスタチオだけが入ったナッツを選ぶときには、選び方に注意が必要なようです。
ピスタチオは、日本ではよく殻に入ったままのものが売られていますね。
そして殻がむかれているピスタチオも売られています。
どちらを選ぶのが良いのでしょうか?
実はピスタチオは湿気に弱いと言われています。
ピスタチオの中には、健康に良い成分であるオレイン酸やリノール酸が含まれています。
オレイン酸は、悪玉コレステロールだけを下げるという効果を持っている、とてもうれしい脂肪酸です。
そして、リノール酸は血液をサラサラにしてくれる効果があり、動脈硬化などを予防してくれるものです。
しかし、ピスタチオは湿気に弱く、湿度が60%以上になってしまうと、これらの脂肪酸が酸化してしまうため、健康への効果が期待できなくなってしまうというのです。
日本では、余裕で湿度が60%を超えてしまう気候ですので、それが理由でピスタチオはその湿気を避けるために、殻付きのものが販売されているとのこと。
オーストラリアなどの、湿気が1年を通してあまり高くならないところでは、ピスタチオはほとんど殻がむかれた状態で販売されているそうです。
ですから、日本でピスタチオを買う場合は、殻付きのものを選ぶのが良いようですよ。
ピスタチオの注意点
ピスタチオは健康に良い、アンチエイジングや美容にも効果が高い、ということがわかると、できるだけ早く効果を出したいということで、一度に大量に食べる方がいますが、それはやめておきましょう。
どんな食材もバランスがとても重要です。
ピスタチオはナッツの仲間ですが、ナッツは全般的にカロリーが高めです。
たくさん食べてしまって、身体に不必要な脂肪をため込んでしまう結果になると、アンチエイジングや美容の妨げになってしまうこともあります。
ですから、ピスタチオは適量食べることで、健康への効果が最大になるということを理解して、毎日の食事に摂り入れたいですね。
ちなみに一日の適量としては、ピスタチオは20粒程度と言われています。
まとめ
ピスタチオの美容への効果が高いことがわかりましたが、難しいのがその食べ方です。
難しいというのは、いかに適量で終わらせるかということですね。
私は、適量はわかっているのですが、どうしても食べ過ぎてしまいます。
何せ一日の適量が20粒ですから、本当に一瞬で終わってしまいます。
厳密に守る必要はないとは思いますが、やはり高カロリーの食品であることは間違いないので、適量で止めるテクニックが必要ですよね。
そのテクニックを今模索中です。