読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ピスタチオのアンチエイジング効果について

ピスタチオについて

 

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ピスタチオは、ナッツの女王と言われるように、栄養が本当に豊富なナッツです。

 

その栄養の中には、アンチエイジングにとても効果がある成分がたくさんあります。

 

その成分を見ていくことにしましょう。

 

オレイン酸リノール酸

 

オレイン酸は、善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールを増やさない働きがあります。

 

オリーブオイルに含まれる不飽和脂肪酸が、このオレイン酸であり、ピスタチオと同じように、悪玉コレステロールを増やさない効果があると言われています。

 

また、リノール酸は体内で合成することができないため、食事で摂取する必要がある必須脂肪酸です。

 

オレイン酸リノール酸をあわせることで、悪玉コレステロールを減らす働きが高まり、血栓動脈硬化を防ぎ、血圧を下げる効果が期待できます。

 

血液内に余計なコレステロールがたくさんあると、血液がドロドロの状態になることがあります。

 

ドロドロになると動脈硬化の危険が増え、脳卒中心筋梗塞などのリスクが高まります。

 

ピスタチオで血液をサラサラにすることで、全身へ栄養がスムーズに運ばれ、アンチエイジングの効果も高くなります。

 

食物繊維

 

ピスタチオには、食物繊維が豊富に含まれています。

 

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。

 

水溶性食物繊維はゼリー状になり栄養素の吸収をゆるやかにし、食後の血糖値の上昇を抑えます。

 

不溶性食物繊維は水分を吸収し、便の量を増やし排便を促します。

 

そして、どちらも腸内細菌のえさになり、腸内環境を整えることができます。

 

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腸内環境は、アンチエイジングにダイレクトにかかわってくる重要なもの。

 

それをピスタチオが整えてくれます。

 

また、食物繊維によって、便通が良くなるため、コレステロールやナトリウム、有害な物質を排出することができます。

 

有害物質を効率よく排出することで、肥満、糖尿病、心筋梗塞脂質異常症、高血圧、動脈硬化などの予防に役立ちます。

 

ビタミンB1

 

ピスタチオに含まれるビタミンB1は、体内に取り込まれた糖質をエネルギーに変える働きがあります。

 

効率的にエネルギーに変えることができるため、粘膜や皮膚の健康をサポートできるようになったり、神経や筋肉の疲れを緩和してくれます。

 

また、糖質が唯一の栄養源になると言われる脳神経の働きにも関わる重要な栄養素でもあります。

 

逆にビタミンB1が不足していると、いくら糖質をたくさん摂取したところで、エネルギーに変えることができなくなります。

 

そのため、体内に乳酸などの疲労物質がたまり、疲れやすくなります。

 

私たちの脳や神経機能を正常に保つためにも十分なエネルギーが当然必要ですが、エネルギーが不足すると精神が不安定になり、イライラしたり集中力が失われたりといった症状があらわれます。

 

肝臓や腎臓の機能もエネルギーが不足すれば低下し、胃腸障害などの原因にもなります。

 

ビタミンB1は水溶性のため、余分に摂取したビタミンB1は尿と一緒に排出されるので過剰摂取による副作用はないと言われています。

 

カリウム

 

ピスタチオに含まれるカリウムは、ナッツの中でもダントツでNO.1です。

 

カリウムはナトリウムとのバランスを整える作用があります。

 

そのため、塩分をたくさん摂りすぎて、ナトリウムがたくさんある場合は、余分なナトリウムを尿と一緒に排出します。

 

ナトリウムが余分にありすぎると、水分のバランスが崩れることでむくみの原因になってしまったり、高血圧の原因になってしまいます。

 

カリウムを摂ることで、むくむが解消されたり、血圧が下がり、心臓や筋肉への負担を軽くすることができます。

 

また、最近の研究によると、脳卒中の予防や血圧の低下、骨密度を増やすということが報告されています。

 

鉄分

 

ピスタチオには鉄分が含まれています。

 

鉄分は、体中に酸素を運ぶ赤血球の中のヘモグロビンの成分ですが、鉄分が不足すると体中に酸素を運ぶことがスムーズにできなくなり、貧血になることがあります。

 

ピスタチオを食べることで、その貧血を予防することが可能です。

 

抗酸化作用

 

ピスタチオには、ビタミンEやβ-カロテン、ルテインが含まれています。

 

これらはすべて抗酸化作用があるため、身体の酸化を防ぎ、老化を防いでくれます。

 

眼病予防

 

ピスタチオには、ルテインに加えてゼアキサンチンが含まれています

 

これらの成分は、白内障黄斑変性症(物がゆがんで見えたり、視野が狭くなったりする症状)などを予防する効果があるとの研究報告があります。

 

ルテインは油溶性ですが、ピスタチオに脂肪酸が含まれているため、ピスタチオを食べること自体で、ルテインを効率的に吸収することができます。

 

まとめ

 

ピスタチオには、数々の身体にとても良い成分が含まれています。

 

それぞれが美容効果をもたらす素晴らしいものばかりです。

 

ピスタチオは、コンビニやスーパーなどで、手軽に購入することができますし、ミックスナッツの中に、ピスタチオが入っているものもあります。

 

今日から鞄にはピスタチオを常備ですね。