読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

にんじんはアンチエイジングや美容には不可欠の野菜!

にんじん嫌いは損?

orange carrots on brown wooden crate

 

にんじんは、子供が嫌いな野菜のナンバーワンに挙げられることが多い野菜ですよね。

 

ピーマンと人参は子供にとっては苦手な味です。

 

私自身もにんじんが、子供のころは嫌いでした。

 

親に無理やり食べさせられた記憶があります。

 

とはいっても、口に無理やり詰め込まれたわけではなく、お皿に乗せられて食べなさいと言われただけなので、無理やりという表現は正しくないかもしれませんが。

 

なんとなく独特の臭いがにんじんにはありますので、子供にとっては食べづらい食材になるのでしょう。

 

そんな私も、今ではにんじんは嫌いな野菜ではなくなっておりまして、大好きというほどでもありませんが、好んで食べることができるようになっております。

 

子供のころに、嫌いでも食べさせられた経験が生きているのではないかと思います。

 

アレルギーがある場合には、もちろん食べさせることは絶対にしてはいけませんが、単純に嫌いである場合は、慣れるまでは半ば強制的にでも食べるということが重要なのかもしれません。

 

ちなみに私は、いろんな野菜を強制的な感じで子供のころに食べさせられたので、嫌いな野菜というのはあまりありません。

 

そのおかげでいろんな味覚を楽しむことができるので、ありがたいと思っています。

 

特ににんじんのような、まさにキングオブ野菜のようなものは、食べられるようにしておくのが良いと思います。

 

なぜなら、にんじんは健康に良い野菜として有名ですから、食べないほうが損です。

 

GI値

two orange carrots

にんじんはGI値が高いため、食べるのを避けるという意見を聞きます。

 

GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略です。

 

GI値は血糖値が上昇していくスピードを計測して数値化したものですので、数値が高ければ高いほど、血糖値の上昇が急激になると言われています。

 

特に糖質制限食でダイエットを行っている場合、このGI値に神経質な人が多いようですね。

 

しかし、にんじんに含まれている糖質はかなり少ないため、血糖値を急激に跳ね上げるほどのものではありません。

 

さらにGIと健康との関係については、研究段階にあるため、十分な報告がないのが現状のようです。

 

糖尿病などの治療のためにはとても重要な指標になるかもしれませんが、健康な方の場合はGIについてはそれほど気にする必要はないようです。

 

とはいっても、甘いジュースを一気飲みしてもよいという理由にはなりませんよ。

 

血糖スパイクが身体によくないということは、研究が進んでいるため、避けなければならないことです。

 

身体によい食事をしているのであれば、GI値はそれほど気にする必要はないという意味ですから、甘い物やファーストフードを食べる言い訳にはなりませんのでご注意を。

 

にんじんはなぜ身体によい?

3 carrots on brown wooden table

 

にんじんにはたくさんの健康効果が望める成分が含まれています。

 

そのため、毎朝にんじんジュースを飲んでいる方も多いですよね。

 

βカロテン

 

にんじんにはβカロテンが豊富に含まれています。

 

βカロテンは、身体の中で必要な分だけビタミンAに変わって使われるとてもありがたい成分です。

 

体内のビタミンAは、脂質とともに小腸粘膜上皮細胞に吸収されます。

 

そしてビタミンAの一定量は肝臓に貯蔵され、他は血液によって運ばれ、各組織のタンパク質と結合し、それらの組織を健全に保護する働きをしています。

 

粘膜や皮膚を健康に保つために必要であったり、細胞分裂などにもビタミンAが必要になっています。

 

また夜間の視力のためにも、ビタミンAがとても重要だと言われていますので、ビタミンAが不足すると、暗闇でものが見えないという状態になってしまうこともあります。

 

ビタミンAの効果は、アンチエイジングや美容のためには、必要不可欠なことであることはお分かりいただけますよね。

 

粘膜や皮膚の健康を保つことや細胞分裂などは、まさに身体を健康に若々しく保つための活動と言ってもよいでしょう。

 

ビタミンAは油溶性のビタミンですので、摂りすぎると身体に害があります。

 

しかし、βカロテンは必要な分だけビタミンAに変わるので、摂りすぎによる弊害はないと考えられています。

 

ただし、サプリメントなどでの過剰摂取については、あまり研究が進んでいないため注意が必要かもしれません。

 

自然のもの、つまりにんじんから摂るのが一番安全なのではないでしょうか?

 

抗酸化作用

 

βカロテンには、抗酸化作用もあります。

 

老化は身体が酸化すること、いわゆる錆びることから始まってしまうことが多いです。

 

血管が酸化してしまうと、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞脳梗塞を起こしてしまう可能性があります。

 

皮膚も酸化することによって老化が進んでしまいますので、いかに抗酸化物質を上手に取り入れるかが大切になります。

 

にんじんのβカロテンには抗酸化作用がありますので、このようなリスクを予防してくれる野菜です。

 

免疫力アップ

 

さらにβカロテンには抗発癌作用、免疫賦活作用があると言われています。

 

免疫賦活作用というのは、簡単に言うと免疫力をアップしてくれる効果です。

 

免疫力が下がってしまうと、風邪をひきやすくなったりしますし、すぐに疲れてしまうこともあります。

 

さらには癌にもなりやすくなると言われています。

 

免疫力を高めるためにも、にんじんはとても強い味方になってくれるというわけですね。

 

まとめ

orange carrots on black surface

にんじんには、数えきれないほどの健康への良い効果がある野菜です。

 

食物繊維が豊富に含まれているのも特徴の一つです。

 

これらの効果を取り入れるためにも、ぜひにんじんを毎日食べる習慣を作りたいものですね。

 

にんじんがどうしても苦手という場合は、にんじんとリンゴとレモン、はちみつをお好みで加えて、ミキサーにかけてスムージーのような感じで飲むのはいかがですか?

 

ジューサーにかけて飲むという方もいらっしゃいますが、私は食物繊維も取りたいと思っていますので、ミキサーを使ってジュースを作っています。

 

どうしても食べられない、という場合は無理に食べる必要はないと思いますが、にんじんは食べないと損だと思うほどに健康への好影響が多いです。