間違ったお金の使い方で不幸になる？その理由とは？
お金で不幸に？
お金の使い方が、その人の人生を左右するということをご存知でしょうか？
私はお金の使い方については、あまり考えたこともなかったので、この事実を知ったときにはかなり驚きました。
お金を使って、自分が欲しいものをたくさん買うことができれば、不幸になるはずがないというのが普通の考え方のように感じます。
しかし、実際はそうではなく、お金を幸福に使う、不幸に使うということがあるようです。
お金は使い方によって、不幸になったり幸福になったりするというという事実は、実際いろんな大学や研究機関によって研究され、その違いがあることが証明されているようです。
この事実を知った後では、ぜひともお金を幸福になるように使いたいですね。
なぜなら、お金を使って不幸になる、というのはすべての人にとって強烈なストレスがかかる状態になります。
やはり、経済的な問題が人にとっては一番重いですし、常にお金のことが頭から離れないという状況の下では、ものすごいストレスがかかるということは、容易にイメージできるのではないでしょうか？
そのような強いストレスが常にかかっている状態では、アンチエイジングはおろか、健康を維持することも難しくなります。
なぜならストレスがかかれば、ホルモンバランスが崩れてしまったり、自律神経の乱れなど様々な弊害が起こってしまうために、健康に悪影響を及ぼし老化を進める可能性があります。
ですから、上手にお金を使って幸福になるということは、アンチエイジングや美容、健康促進とっても、まずは前提条件としてしっかりと理解しておく必要があることだと言えますね。
お金の使い方
ではどのようにお金を使うことが大切なのでしょうか？
お金の使い方による幸福、不幸についてはベイラー大学の研究があります。
その研究によると、まず、不幸になりやすいお金の使い方というのは、物質そのものを買うという行為のようです。
言葉にすると難しく感じますが、例を挙げるとブランド物を買うということが挙げられます。
ブランド物を買うという場合、例えばブランド物の服を買ってそれを着ることで、仕事がうまくいくようになる、という目的があれば問題がないのですが、ブランド物を買うこと自体が目的の場合には、不幸になりやすいと言われています。
それはなぜかというと、物を買うという行為は、満足がその場で終わってしまうことが多く、満足を持続的に得るためには、絶えず物を買っていないといけない状態になってしまうからです。
なぜ満足感が持続しないのか、その理由としては、人間は周りの環境や状況にすぐに慣れてしまうということが挙げられています。
例えば、ブランド物を買ったとしても、すぐに買った喜びには慣れてしまって、同じ満足度を得るためには、さらに高いブランド物を買わなければならない、というまさに負のスパイラルに陥ってしまうのですね。
無限にお金があったとしても、どんどん高い物を買わなければ満足できない状況になってしまったら、おそらく不幸な人生になってしまうでしょう。
よく宝くじが当たった人は、３年以内にほとんどの人が自己破産する、と言われる原因の一つがこれだと言われています。
突然大金が入ってきて、いろんな欲しい物を買って、最初は満足するのですが、次第に満足の度合いが小さくなっていき、どんどん高いものを買って最後は自己破産です。
宝くじに当たれば全員が幸福になりそうですが、不幸になる人の方が多いのはこれが原因だったのですね。
お金を使って幸福になるには
では、どうすればよいのでしょうか？
物を買うということではなく、経験や体験を買うようにするということです。
例を上げると、旅行やコンサートのチケットを買うということになるでしょうか？
旅行はまさに経験や体験を買うということになりますね。
コンサートも自分の好きな芸能人やアイドルを見ることができた、という体験、経験を買うということになります。
それがなぜ幸福になりやすいお金の使い方なのかというと、例えば旅行に行った場合は、思い出となって自分の中に残っているものです。
その経験や体験を思い出すことで、何度も幸福感が得られることから、毎日の生活も幸福に過ごすことができるようになるわけです。
物を買う場合
とはいえ、物を買わない生活は不可能ですので、私たちは物を買うわけですが、できる限り物質主義的な考え方をしないようにすることが重要になります。
物を買うことから満足を得るのではなく、物を買うことで得られる経験や体験に満足するように買い物をするということです。
この時に、アンチエイジングや美容を心がけることや、健康を促進したいという考え方が本当に役に立ちますよ。
常にアンチエイジングを意識している場合、買い物に行って食べ物を買うような場合を考えてみましょう。
- この野菜は、このような効果があるから買えばアンチエイジングにとても良い。
- この果物もこんな効果がある。
- このお肉は、ビタミンB１が豊富に含まれているから、少し疲れ気味の私の状況にはピッタリだ。
こんな感じで、その物を買うことで得られる体験（ここでは効果ですね）、が得られるように上手に買い物ができるわけです。
まったく物を買わない、ということは不可能ですので、いかに上手に物質主義と付き合っていくか、ということが重要ですね。
クレジットカードで無意味に買い物する
これは言う必要もないことかもしれませんが、とても重要なことです。
クレジット破産などのように、クレジットカードの使い方次第では、簡単に不幸になってしまいます。
クレジットカードは、戦略的に使うことで、お金を上手に使うことができます。
一番簡単な使い方は、クレジットカードで買い物をすることで、現金が銀行口座にしばらく残ります。
そして、クレジットの引き落としで引き落とされるまでは、銀行口座にあるため金利が付いているわけです。
そのタイムラグは１～２か月程度ですし、金利もほとんどつかない状況ではありますが、確実にお金がお金を生んでいる状態ですよね。
ここで許されるのは、クレジットカードの１回払いで手数料がかからない状態であり、銀行口座にあるお金を正確に把握して、どこまでならクレジットカードの支払いをしても大丈夫か、ということが把握できている場合です。
しかし、あれが欲しい、これが欲しいといろんなものに考えもなくクレジットを使っていると、破産してしまうのは明らかです。
特にリボ払いを選ぶと、もう不幸への道を突き進んでいると言ってもよいでしょう。
リボ払いは、年利約１５パーセント、とてつもなく高い金利を支払う必要があります。
リボ払いは、お金を貸す側にとってはこれほど儲けが大きい取引はありません。
ですから、特典や初回金利優遇など、あれやこれやの手を使って勧誘するわけです。
しかし、ここでリボ払いを使い始めてしまうと、どんどん借入額が大きくなってしまって、借金地獄に陥る人が多いわけです。
クレジットカードの使い方でも、幸不幸が分かれてしまうのは恐ろしいですね。
まとめ
お金の使い方で幸福になったり、不幸になったりするというのは驚きですね。
幸福にお金を使うためには、いかに物質主義と上手に付き合っていくか、ということが重要になってきます。
買い物による満足ではなく、体験や経験、思い出のためにお金を使うことで満足を得るように、お金の使い方を工夫してみるということが今後は必要になりますね。
