読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

メープルシロップが健康に良い理由とは?

メープルシロップの思い出

 

メープルシロップっておいしいですよね。

 

パンケーキにかけて食べるとか、ハワイでは揚げたチキンにつけて食べるという食べ方もあるようですよ。

 

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私はチキンにメープルシロップをかけて食べるというのは、ちょっと遠慮したい気がします。

 

チキンはチキンの味付けで食べたいのですが、単なる食わず嫌いかもしれませんので、一度は挑戦してもよいかもしれませんが、できれば別々で楽しみたいです。

 

私ははちみつとメープルシロップ両方とも好きで、どちらも甲乙つけがたいのですが、どちらか一つを選べと言われたら、メープルシロップかもしれません。

 

最初にメープルシロップを食べた時は、子供の頃ですが、かなりの衝撃を受けたのを覚えています。

 

甘くて、なんとなくコクのようなものがあって、カラメルのような味も少しして、本当においしかったのを覚えていますね。

 

その時は名前を聞かなかったのでわからなかったのですが、後でそれがメープルシロップだったと知ったというのが、私のメープルシロップの歴史です。

 

メープルシロップは癖のある味というか、独特の味なので好き嫌いが分かれるようです。

 

種類によっては癖が少ない物もありますので、自分の好みに合わせて選ぶということもできるので、探してみるのもよいかもしれませんね。

 

メープルシロップは、その名の通りメープルつまりカエデ、正確にはサトウカエデの樹液を煮詰めて作ったものです。

 

雪解けの頃に、サトウカエデの樹液がたくさん作られるそうなのですが、そこでサトウカエデの木に穴をあけて、その下にバケツで樹液を受けるようにします。

 

そうすると、バケツに樹液がたまるのですが、その樹液をメープルウォーターと呼びます。

 

メープルウォーターは、糖質が3%含まれているのですが、それを煮詰めて66%以上になるとメープルシロップとなります。

 

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この工程は話すととても単純で簡単そうなのですが、かなり手間がかかって時間もかかる工程なのだそうです。

 

手間のかかる工程を経て作られているのが、今あなたのお手元にあるメープルシロップということですね。

 

そして、流通しているほとんどのメープルシロップはカナダで作られているものです。

 

カナダにはメープルシロップに関する厳格な法律があるため、カナダ産のメープルシロップを選ぶと安全だと考えられるようです。

 

 メープルシロップのグレード

 

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メープルシロップのグレードは、色で4つに分けられます。

 

  • ゴールデン(デリケートテイスト)

光の透過率75~100%と、最も色が薄く金色が特徴です。

樹に穴を開けて最初のころに集められた樹液を煮詰めて作られるのがこのグレードです。

ゴールデンは繊細な味わいで、主にそのまま料理に掛けて味を楽しために使われます。

 

  • アンバー(リッチテイスト)

光の透過率50~74.9%で、透明感のある琥珀色をしているのが特徴です。

ゴールデンの次に集められた樹液で作られるため、少し色がついているのもアンバーの特徴になっています。

そして最も多く流通する種類がこのアンバーです。

 

光の透過率25~49.9%で、アンバーよりも濃い茶色となります。

アンバーよりもあとに集められた樹液で、メープルシロップの風味がより強くなります。

癖の強い味が苦手という場合は、ゴールデンやアンバーを選ぶとよいかもしれません。

 

  • ベリーダーク(ストロングテイスト)

光の透過率0~24.9%で、コーヒーのような色合いをしています。

採取があとになるほどメープルウォーターの色が濃くなっていくのですが、ベーリーダークは最後に採取されたメープルウォーターから作られるため、濃い色になります。

メープルの風味が強く、濃厚な味わいとなりますので、風味を楽しみたい場合は、このベリーダークを選ぶとよいと思います。

 

メープルシロップの効果

 

メープルシロップの効果としては、様々なものがあるのですが、特にミネラルを豊富に含んでいるのが特徴です。

 

メープルシロップとはちみつはよく似ていると思われていますが、成分に関しては意外と異なるものがたくさんあります。

 

特にメープルシロップに含まれるミネラルは、はちみつとは比べものにならないほど含まれていますものがたくさんあります。

 

もちろんはちみつにも、メープルシロップにはない健康によい成分がたくさんありますので、食べるべきではないというわけではありませんが。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

ただ今回は、メープルシロップに関してのお話ですので、メープルシロップに限定してお話ししたいと思います。

 

カルシウム

 

メープルシロップには、カルシウムが本当にたくさん含まれています。

 

その量は、はちみつの40倍以上にもなると言われていますので、このカルシウムの含有量の多さを、ぜひとも健康促進に使わせていただきたいものですね。

 

カリウム

 

メープルシロップには、カリウムもたくさん含まれています。

 

カリウムは、体内のナトリウムバランスを整える作用があるのですが、その量ははちみつの20倍以上ということですので、塩を摂りすぎた時には、メープルシロップが良いかもしれませんね。

 

亜鉛

 

メープルシロップには、普通の食事ではなかなか摂ることができない亜鉛を豊富に含んでいます。

 

メープルシロップ100グラムで、1日に必要な亜鉛の15%を摂ることができる量です。

 

メープルシロップ100グラムを食べるというのは現実的ではないですが、他の食材と上手に組み合わせることで、亜鉛の補給が効果的にできるのではないでしょうか。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

亜鉛はアボカドにも豊富に含まれていますので、アボカドのサラダのドレッシングにメープルシロップを使うと、かなり効果的かもしれませんね。

 

ポリフェノール

 

メープルシロップには、ポリフェノールも豊富に含まれています。

 

メープルシロップには、なんと65種類ものポリフェノールが含まれていると言われていて、その中でも9種類のポリフェノールは、メープルシロップ独自の成分ということです。

 

これだけたくさんのポリフェノールを含んでいるということは、かなり高い抗酸化作用を期待することができます。

 

なぜなら、ポリフェノールは単独で働くよりも、たくさんの種類が相互的に影響しあって働くほうが、抗酸化作用が高いと言われているからです。

 

メープルシロップには、たくさんのポリフェノールが含まれているわけですから、それだけでかなり高い抗酸化作用があるということになります。

 

老化の大きな原因は、やはり身体の酸化ですので、それを予防してくれるポリフェノールがたくさん含まれているメープルシロップは、アンチエイジングや美容にもとても高い効果が期待できそうですね。

 

低GI

 

メープルシロップは、甘味が強いため血糖値を急激に上げてしまいそうなイメージが

ありますが、実はGI値が46ということで、低GIの食品ということになります。

 

そのため砂糖を使うよりも、メープルシロップを使って甘みをつけた方が血糖値が急激に上がらない可能性があるということになりますね。

 

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ダイエットを心がける際は、砂糖の変わりにメープルシロップを使う、という人もいるほどですよ。

 

まとめ

 

メープルシロップは、それ自体がおいしいため、ついついホットケーキなど使いすぎてしまうことがあります。

 

しかし、やはりメープルシロップも健康に良いとはいえ、糖質を含んでいるものですから、食べ過ぎは良くありません。

 

まあ、それはどの食事にも言えることですので、上手に付き合っていくということが一番重要ということですね。