はちみつの効果はすごい! アンチエイジングに不可欠かも
はちみつの効果
はちみつは、甘いから太りそうというイメージを持っているかもしれません。
しかし、はちみつには本当にたくさんの栄養素や成分が入っているので、健康にとても良いと言われています。
砂糖に関して、特に白砂糖に関しては、その成分はほぼ糖質だけという状態なのですが、はちみつには糖質以外にもミネラルやポリフェノールなど、様々な成分が含まれているからです。
そんな、はちみつの効果効能を見てみようと思います。
疲労回復
はちみつに含まれる糖分は、単糖類に分類されます。
単糖類とは、それ以上分解する必要なく消化吸収される、消化器に負担をかけない糖分と言われてます。
そのため、エネルギーに変わるのも早く、疲労回復にも効果が高いです。
運動の後、部活動の後にはちみつレモンを食べたことがありますが、疲労した身体には理想の食べ物だったようです。
グルコン酸
はちみつに含まれるグルコン酸は、殺菌作用が高いと言われています。
また、強い殺菌力を持つ過酸化水素を作るグルコースオキシターゼという酵素も含まれています。
はちみつが風邪に効くと言われているのは、この強い殺菌作用からなんです。
のどの痛みや咳などにはちみつはとても良いと言われますし、口内炎に塗ると薬よりも早く治るように感じます。
私の感想ですが、口内炎に塗ると、最初はかなりしみて痛いですが、効果は抜群です。
さらにこのグルコン酸は、大腸にまで届き、ビフィズス菌を増やしてくれる効果まであるそうです。
ビフィズス菌が増えることは、腸内環境が整うことになりますので、はちみつはアンチエイジングや美容にとても効果が高いということになりますね。
口の健康
はちみつは、口の中の健康にもとても良いと言われています。
はちみつはその甘さから、虫歯になりそうというイメージがあるかもしれません。
しかしハチミツには歯石や虫歯、歯周病、口臭、口腔腫瘍などを予防する効果があるといわれています。
口腔内の慢性的な炎症や歯周病は、糖尿病や心筋梗塞、骨粗しょう症などを引き起こす可能性が研究で報告されています。
はちみつには、そういった口の中の問題も解決してくれる可能性があるので、口腔内の病気が原因となって引き起こされる病気を、予防してくれる効果も期待できます。
美肌効果
はちみつには高い保湿効果があるので、美肌、スキンケアにはとても良いものです。
肌に直接パックすると、その保湿効果でスキンケアが可能ですが、ちょっと面倒ですよね。
ですから、お風呂にはちみつを入れるという方法がお勧めです。
大匙2~3杯ほどのはちみつをお湯に入れて、入浴するだけでその効果を感じることができると思います。
お風呂は温活にも欠かすことができないものですので、お肌のためそして健康のためにはちみつを入れてお風呂に入るのがよさそうです。
シミやそばかすを予防
ルーマニア産アカシアハチミツを使った実験では、シミやそばかすを予防する効果が報告されています。
他のはちみつでも、その効果は期待できるのではないかと思います。
はちみつはシミの元であるメラニンの産出を抑制する作用、シミの元であるメラニンを作り出す酵素であるチロシナーゼの活性を阻害する作用を持っているからだと言われて今主。
これらの効果は、ともにハチミツの濃度を高くすれば高くするほど強くなることが明らかになっています。
抗酸化作用
はちみつには、10種類以上のポリフェノールが含まれていると言われています。
ポリフェノールは、高い抗酸化作用がある成分ですが、それが10種類以上含まれているのですから、はちみつの抗酸化作用はどれほどのものか、想像できるのではないでしょうか?
ポリフェノールの抗酸化作用によって、身体の酸化を防ぎ、アンチエイジングや美容にとても効果があるはちみつは、毎日とりたいですね。
ビタミンB群
ビタミンB群は、糖質をスムーズにエネルギーに変換する作用がありますので、疲労回復や筋肉や神経の疲労を抑えることができます。
ビタミンB群が不足すると、エネルギーがスムーズに変換されないという状況になります。
そうなると、なんとなく疲れやすい、寝ても寝ても眠いということになってしまいます。
そこで、栄養ドリンクなどを飲んで何とか乗り切ろうとする方が多いのですが、栄養ドリンクよりもはちみつを食べたほうが効果が高いかもしれませんね。
ビタミンC
ビタミンCは、スキンケアにはとても重要なビタミンです。
なぜなら、ビタミンCには、肌や骨、歯の生成や維持を手助けするからです。
肌でいうと、肌の健康は肌の下にあるコラーゲンがとても重要な働きをするのですが、そのコラーゲンは体内で生成されるものです。
食事でよくコラーゲンを摂ることが重要と言われますが、食事で摂ったコラーゲンはどうも、コラーゲンとしては使われないため、あまり意味がないという話もあります。
必要なコラーゲンは体内で生成されるのですが、その生成過程でビタミンCはとても重要な役割をします。
ビタミンCは、まさに美容のためのビタミンということができそうですね。
また、ビタミンCは抗酸化作用があるために、血管を動脈硬化から防ぐ効果も期待できますし、さらに丈夫にする効果がありますので、アンチエイジングには必要不可欠のビタミンです。
はちみつの選び方
はちみつの効果はこれらたくさんの、素晴らしい成分や栄養素にあるのですが、これらの効果効能をすべて得るためには、はちみつの選び方がとても重要になります。
はちみつは、ミツバチが最初から最後で作るのですが、その過程はとても大変なものです。
花から蜜をとってきて集めれば、はちみつになると考えているかもしれませんが、そんな簡単なことではありません。
ミツバチが集めてきたはちみつは、最初は水分がかなり多いのです。
その水分の量は60%以上と言われています。
その水分をミツバチが羽であおいで水分を飛ばして、20%程度まで水分を少なくしたものがはちみつなのです。
まさにミツバチの汗と涙の結晶という感じですね。
ですから、はちみつを作るには、とても時間がかかるものなのです。
そこまで時間をかけて丁寧に作られているから、先ほどの健康に良い成分がたくさん含まれているわけですが、この時間が待てないという場合はどうするのか?
もっと早く作ってたくさん売りたい、という場合は、加熱して水分を飛ばしてはちみつを作るのです。
しかし、はちみつの栄養素は60℃以上になると、壊れてしまうと言われているため、加熱して作ったはちみつには、先ほどから見てきた効果がほとんどなくなってしまっている可能性があるのです。
ですから、はちみつを選ぶときには、生はちみつ、非加熱のはちみつを選ぶ必要があります。
簡単に言うと、ミツバチが作ったはちみつをそのまま容器に入れて販売しているものを選ばなければなりません。
そうしないと、効果が全くないということになります。
また、冬場にはちみつは白く固まってしまうことがあります。
それを湯煎で液体にすることがあると思いますが、そのときも加熱の温度に注意が必要です。
ぬるま湯でゆっくりと温めないと、せっかくの健康に良い成分がすべてなくなってしまいますから。
まとめ
はちみつは、甘みが強いため、砂糖の三分の一程度で、同じぐらい甘みを感じます。
ですから、単純に砂糖よりも少ない量で甘くできるということになります。
さらにカロリーは砂糖の四分の三ぐらいなので、カロリーもかなり低く抑えることがでいます。
コーヒーや紅茶を飲むときなどに、砂糖の代わりにはちみつを入れてみるのも、良いのではないでしょうか。