読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

先延ばし癖が与える悪影響について

先延ばししない人が成功する?

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私たちは、面倒なこと、実践することが大変なことなどは、どうしても先延ばししてしまうものです。

 

人間ですから、当然やりたくないこと、やるために多大な努力が必要なこと、面倒くさいことなどは、やらなければ良いのであればやらないですし、やろうと決意してもダラダラと先延ばししてしまうのは仕方のないことかもしれません。

 

所詮人間も動物ですから、欲望によって行動するということは仕方がないことですし、楽なことをやりたい、ということはどれほど偉大な人であっても同じことです。

 

とはいっても、あらゆることを常に先延ばししていると、当然人生はとんでもない方向に向かっていってしまう可能性がありますし、逆に何かに成功しているような方は、先延ばしする傾向が低いという報告もあります。

 

仕事や勉強などは、どう考えても先延ばしする人が好い結果を得ることはできないですし、先延ばしをしない能力が高ければ、人生がイージーモードになる可能性も高くなりそうですよね。

 

ダイエットを考えてみましょう。

 

ダイエットは、当然ですが痩せたいという考えだけでは結果を得ることはできません。

 

ダイエットに必要な行動、例えば運動をしたり、食生活を見直したりという行動をとることが重要なわけです。

 

しかし、この行動をしようとした場合に、先延ばし癖が顔を出すとどうなるでしょうか?

 

食事の見直しは明日から、今日はファーストフードで最後の食事をしよう、という気持ちになってファーストフードを食べてしまったり、コンビニの弁当を食べてしまったりということになります。

 

そして、先延ばし癖は常に顔を出すわけですから、永遠にダイエットに適した食生活に変わらない可能性すらあるわけです。

 

当然運動をしようとする場面でも、この能力はいかんなく発揮され、永遠に運動をしないという状況を作り出す可能性がありますね。

 

ダイエットを成功させて結果を出すためには、この瞬間から始めることが一番重要なことなのですが、それができないのが先延ばしの癖ということになります。

 

逆にあらゆることを成功させるために絶対に必要な能力が、先延ばしをしない能力ということも言えます。

 

自分だけが先延ばしをする?

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先延ばし癖が強い人というのは、どういう気持ちになることが多いかというと、自分はダメだという感覚になることが多いです。

 

そして、他の人は先延ばししないでしっかりとやっているのに、どうして私は先延ばしをしてしまうのか、という自己嫌悪に陥ってしまう経験も共通してしまうようです。

 

私もその経験は何度もしているので、その気持ちが良くわかります。

 

自分は先延ばしをしてしまうために、ダメな人間なんだ、という気持ちがどんどん強くなっていくわけです。

 

しかし、それは勘違いであるということをお伝えしたいと思います。

 

先延ばしの癖というものは、万人共通のものであり、あなただけが劣った人間であるということでは決してないということです。

 

誰もが先延ばしをしてしまう癖がある、ということならば、どうして結果を出す人は先延ばしをしないで行動できるのか?

 

その理由がわかれば、誰もが先延ばしをしなくなる、ということでその方法を考えてみたいと思います。

 

すぐに始めてしまう

 

先延ばしをしてしまう、ということを回避するためには、決めたことを嫌だと思っても今すぐに始めてしまうことです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

嫌な気分になっているとき、当然運動などはしたくない、だから先延ばししようと考えてしまうことが多いと思います。

 

その気持ちは誰もが持つものなのですが、そこで運動を始めてしまうと、不思議なことに気分が上がってきて運動をしてよかった、と思うものです。

 

勉強や読書なども同じで、やりたくないなと思っていても、いざ始めてしまうとその課題などに集中して取り組むことができるようになります。

 

モチベーションや、やる気スイッチなどが取り上げられることが多いために勘違いされている方が多いかもしれませんが、モチベーションが高いから何かを始める、ということができるのは本当に最初にうちだけです。

 

何かをやろうと決めた瞬間、そしてその後数日間はモチベーションが高いので、すぐに取りかかることができるものです。

 

しかし、それが過ぎるとモチベーションは急激に下がってしまうために、先延ばし癖が顔を出し始めます。

 

そして、モチベーションがわかないからと先延ばしをして、結局は何もできない、というサイクルに多くの人が陥ってしまいます。

 

しかし、モチベーションというのは逆に考える必要があるものです。

 

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やる気はないけれど、とりあえず予定にしているから始めてしまうと、モチベーションが高くなってくる、というものであるということを今一度認識する必要があると思います。

 

先延ばし癖の放置による悪影響

 

先延ばし癖というのは、それ自体は誰もが持っている癖なのですが、放置しておくことで悪影響があるということも認識しておく必要があると思います。

 

それを知ることで、先延ばし癖を改善することにつながるかもしれませんからね。

 

まず、先延ばし癖を放置しておくと、ストレスがかかり続けることになります。

 

これはなぜかというと、ちょっとイメージするとわかると思うのですが、先延ばしをすると、その瞬間はそのやりたくないことから解放されることで、楽になるかもしれませんが、結果としてやるべきことをやっていないという気持ちが強くなります。

 

やるべきことをやっていないということは、自分がダメな人間なのではないか、という感情も生み出してしまうものですから、先延ばし癖を放置しておくと、どれほど悪影響があるかは説明する必要もないかもしれません。

 

結局は何をやってもダメなんだ、と自分を強く攻める結果になるかもしれませんよね。

 

そして、先延ばし癖を放置すると、やるべきことをやっていない状態なのですから、意識の片隅に必ず、「やらなければ!やらなければ!」という気持ちがあるはずです。

 

そのようなマイナスとも言える感情が常に頭の片隅にある状況を考えてみてください。

 

その状況で、目の前にあるやるべき仕事や勉強などに、しっかりと集中することができるでしょうか?

 

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これは、当然集中力を奪う結果になりますし、さらには脳が常にそのことを意識している状況ということは、エネルギーも当然消費しています。

 

脳が必要のないことにエネルギーを使ってしまっているということですから、これまた集中力を奪ってしまう要因になってしまいます。

 

まとめ

 

先延ばし癖がもたらす悪影響は、思いもよらず大きなものだったのではないでしょうか?

 

もちろん少々の先延ばしというのは誰もが行うものですし、それほど気にする必要はないものです。

 

しかし、先延ばし癖を放置して、いろんなことを先延ばししているようならば要注意です。

 

それは思いもよらず、あなたに悪影響を与えている可能性があります。

 

脳のエネルギーを奪ってしまって集中力が低下してしまえば、最悪の場合は、仕事ができない人になってしまう、ということも考えられますよね。

 

ですから、今日から先延ばしはできる限りやめて、今すぐ始める癖をつけましょう。

 

真面目な人ほど、完璧にできないのであれば始めない、という傾向が強いと思いますが、とりあえず始めてみよう、という気持ちでいる方が先延ばし癖は無くなります。

 

そして、とりあえずやってみるという人の方が、先延ばし癖がないわけですから、結果も出しやすく、真面目で先延ばしする人よりも良い結果を生み出すことが多いものです。