先延ばしの習慣からはこれでおさらば!
集中力が持続しない
集中力を持続させることができるということはとても大切な能力であり、どんな分野でも成功している人は集中力を持続させることができるものです。
アンチエイジングや美容においても、食事や運動などを継続的に行うことができる人でないと、やはりその効果を得ることが難しいものです。
それをやろうと決めたら、それを継続してできるということは、一見集中力とは関係ないのではないかと考えるかもしれませんが、意外と密接に関係しているようです。
それはなぜかというと、集中力を阻害する要因の一つが「先延ばし」だからです。
この先延ばしをするということは、誰もが行ってしまうことですが、集中力を発揮しなければならない場合に先延ばしをしてしまうと、当然集中することなどできません。
継続して健康に良いことを行おうとしても、先延ばしをしていてはいつまでたってもそれを行うことができませんよね。
ですから、集中力を養うということはアンチエイジングや美容を効果的に行うために、そして健康促進にもとても重要なことです。
さらには、当然ですが勉強や仕事のパフォーマンスを上げるためにも、この集中力が役に立つのは町がありませんね。
そこで、集中力を高めることについて、特に先延ばしをやめることについて考えてみたいと思います。
運動する習慣がつかない
アンチエイジングや美容において、運動するということはとても重要なことだということは、おそらく反論する方は少ないでしょう。
しかし、運動習慣というのはなかなか身につけることができない、というのが正直なところかもしません。
大事だとはわかっているけれど、どうしても先延ばししてしまう、習慣化できない大きな理由になっていると思われます。
先延ばしの理由は3つだと言われています。
- 単純にやりたくない
- それ以上にやらなければならないことがある
- 上記2つの合わせ技
この3つ以外にももちろん理由はあると思いますが、こと運動に関しては1番の理由だけではないか、と私は考えています。
健康に良いことはわかっているけれど、単純にやりたくない、つらいからいやだ、寒いから今日はやりたくないとか・・
2番のやらなければならないことがある場合は、それが終わってからやればよいのですが、それが終わってもやらないのであれば、それは1番の理由からでしょう。
ですから、運動の習慣がつかないのは単純にやりたくないから、ということをまずは認識する必要がありますね。
嫌なことをやるためには
嫌だからやりたくない、というケースが多いわけですが、運動の有効性自体は理解されていると思います。
認識されてないのであれば、運動が習慣化できないということで悩む必要もなく、グータラした生活を続ければよいだけですから。
そうではなくて運動をしたいという場合は、先延ばしの理由を認識して、さらにその先延ばしをしたいという気持ちは、長続きしないものであることを知っておく必要があります。
何かをやりたくないとか、他の何かをしたいという衝動は、ほとんどの場合は長続きしないものです。
やりたくないと考えていても、とりあえず始めてみれば、不快に思う作業であっても、やりたくないという気持ちはすぐに消えてしまうものです。
運動を始めようとするときには、極度の不快感を感じることがあるかもしれません。
- 仕事で疲れた。
- 面倒くさい
- 寒いからいやだ、暑いからいやだ
- 着替えるのが面倒くさい
しかし、その極度の不快感を乗り越えるためには、自分にちょっとだけほんの数分だけやってみよう、と説得するだけで大丈夫です。
数分運動を続けてみればわかると思うのですが、その気持ちは不思議と本当に数分で消えてしまいます。
ですから、運動を習慣化したいという場合は、まずは5分をやってみよう、5分が長いのであれば1分だけやってみよう、と自分を説得することから始まると考えてよいと思います。
そして、例えば5分続けてみて、やめたいという気持ちがあるのであれば、そこで今日は終わりにすればよいですし、まだ続けたいということであれば少し続ければよいと思います。
重要なことは、嫌だと感じた時に自分を少し説得して始めることができるかどうか、ということがカギになるということですね。
モチベーションがわいてこない
多くの方がモチベーションがわかない、維持できないと悩んているようです。
しかし、私たちはどうもモチベーションがわいてから行動するようにはできていないように感じます。
それは私たちの身体のホルモンの分泌などが関係しているのかもしれませんが、私の経験から考えると、モチベーションがない状態でも、とりあえず行動してみることで、モチベーションが生産されるような感覚があります。
ですから、アンチエイジングや美容のために運動をしようと考えて、数日間はモチベーションは維持できると思いますが、そこから休息にモチベーションが失われるような感覚に襲われると思います。
そうなると、モチベーションがなくなったと運動をやめてしまう方が多いですが、それはもったいないということです。
運動をすることで、モチベーションが高くなっていくにも関わらず、運動をしないことでモチベーションがわいてこないということは、まさに負のスパイラルですよね。
しかし、モチベーションがなくても数分だけと、自分を説得して行うことでモチベーションも回復させることができる、という経験を体験されると、おそらく運動習慣はつけやすいと思います。
先延ばしをしないことを他に応用する
そして、この先延ばしをしないようにする方法は、生活の中の他の場面でも当然応用することが可能です。
勉強をしなければならいような場合は特にそうですね。
学生はもちろんですが、資格試験があったり、昇進試験があったり、また新しいプロジェクトを始めるために、いろんな調べ物をしなければならない、など様々な場面が想定できますよね。
しかし、やはり今はやりたくない、面倒くさい、億劫だというような理由で先延ばししてしまいそうになることが多々あります。
しかし、そこで数分だけと自分を説得できれば、とりあえず作業を開始することができ、気が付けば長い時間作業を行っていた、というような状況を作ることが可能になります。
先延ばしする人と、先延ばしをしないでその場でいろんなことが行える人とでは、達成するものは明らかに違うということは、誰が考えてもすぐにわかることですよね。
まずは数分始めるということが習慣化されれば、様々な分野でも応用が可能ということになりますので、ぜひとも身につけたいものですね。
もちろん、いつまでも数分だけ始めてみよう、という自分を説得することを続ける必要はなくて、自然に始めることができるようになれば、それは習慣化されているため、その後は、これだけやってみようと自分の負荷を増やしていくような段階に変わってきます。
しかし、新しく何かを始めるときになどには、数分だけ始めてみようという自分を説得することはとても重要になりますので、決して無駄にはならないと思います。
まとめ
私たちはどうしても楽をしたいという気持ちがありますので、先延ばししたいという気持ちを誰もが持ってしまうものです。
そして、先延ばししてしまっても、心が弱いということではなく、それは誰もが持ってしまう感覚だということを理解することが重要ですね。
そして、そのうえで数分だけ行おうという気持ちを持てるかどうかが、集中力を高めるために一番最初に行うことだということも理解しておくことが重要です。