読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ダイエットでは体重と合わせて体脂肪率にも注意するべき理由とは

ダイエットは体重に注目?

 

ダイエットをする場合は、どうしても体重を気にしてしまうと思います。

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それはそれで正しいことなのかもしれませんが、合わせて注意すべき点もあるのでそこを理解していないと、せっかくのダイエットの効果がなくなってしまうこともあり得ます。

 

ダイエットをしたいという場合は、どう考えても身体を美しく見せたい、スタイルよく見せたいということが目的のはずですよね。

 

しかし、その目的とは裏腹に、ダイエットをした結果、見た目がより太って見えたり、スタイルが悪く見えたりすることがあります。

 

それはなぜかというと、体重だけを意識してダイエットを行った結果、体重が減ってはいるけれど、間違ったダイエットを行うことで筋肉が減っているために体脂肪率がアップしてしまっているからです。

 

ダイエットでは、体重を落とすことをメインとしているとそのような残念な結果になってしまうことがありますので、合わせて体脂肪率についても意識しておくことが大切です。

 

私個人としては、体重よりも体脂肪率を落とすことをメインに考えるべきだと考えていますが、それは人それぞれだと思います。

 

しかし、重要なことはダイエットで体脂肪率を落としていく、という作業を加えることです。

 

体重計だけで体脂肪率が図れないタイプのものしかない場合は、思い切って体脂肪率もはかれるものを購入されることをお勧めします。

 

最近は体組成計がそれほど高くない金額で買えますので、今後の健康への投資と考えるのも良いのではないでしょうか。

 

ダイエットで筋肉が落ちる

 

身体は、おおざっぱに言ってしまえば、骨、筋肉、脂肪でできていますよね。

 

おおざっぱに言えばですよ。

 

そして、体脂肪率を落とすためには、脂肪の量を減らす必要があります。

 

そして体脂肪率を下げるためには、脂肪以外のものを増やすことで、効果的に下がりますよね。

 

体脂肪率

 

(脂肪 ÷ 体重)×100 = 体脂肪率

 

という計算になります。

 

体重を大きくすれば体脂肪率は低くなるわけですが、脂肪が大きくなると、分子である脂肪の数字も大きくなるため、体脂肪率が上がります。

 

ですから、筋肉をつけることで体重を増やせば、体脂肪率は下がるということになります。

 

脂肪を減らし筋肉をつける

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体脂肪率を一番効果的に下げる方法が、脂肪を減らして筋肉をつけるということだということは、計算式から理解できたと思います。

 

脂肪を減らそうとして、ダイエットを行うと体重だけに注目してしまうために、体脂肪率を意識しないという場合、筋肉の増加に意識が向いていない場合が多いです。

 

意識が向いていないということはどういうことなのかというと、ダイエットで減った体重は、脂肪を落としたから減ったのか、筋肉が減ったから落ちたのか、違いが判らないということです。

 

筋肉が落ちていると、ダイエットとしてはあまり良くない結果になることが多いです。

 

ですから、体脂肪率にも注目して筋肉を増やしながら脂肪を落とすというダイエットを心がける必要があるのですね。

 

筋肉はなぜ落ちるのか?

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ダイエットを行うと、筋肉の量を落としている方が本当に多いです。

 

その理由はいくつかあるのですが、まずは安易な食事制限を行うことです。

 

ダイエットしたいから野菜サラダだけを食べる、というようなことを行うと、確実に筋肉が減ってしまいます。

 

なぜなら、筋肉を維持するためにはたんぱく質が必要ですが、野菜サラダだけなどの食事をすれば、全くたんぱく質が足りません。

 

そうなると、当然ですが筋肉は落ちていってしまいます。

 

そして忘れてはならないことは、身体が加齢とともに変わってしまうということです。

 

どういうことかというと、私たち人間は大人になると、何もしないでいると遺伝子レベルで筋肉が落ちておくようになっています。

 

これはどんな人であっても当てはまることであり、誰一人筋肉が減っていかない人はいません。

 

ですから、ダイエットで筋肉を落とすようなことをしていると、筋肉が落ちていくスピードがさらに加速されてしまうのです。

 

安易な食事制限のようなダイエットを行うと、エネルギーや栄養が足りなくなってしまうことから、どうしても動きたくないという状況になることがあります。

 

そうなると、筋肉を維持するために必要な栄養素などが足りない状況を生み出すだけでなく、動かなくなるわけですから、ますます筋肉が衰えてしまうことになります。

 

年齢とともに筋肉が落ちていく、という状況にダイエットで筋肉をさらに効果的に落としてしまう、というまさに負のスパイラルに陥ってしまうというわけです。

 

ダイエットでは筋肉を増やす工夫を

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ダイエットでは、体重だけに意識を向けていると、筋肉を落としてしまう可能性があることは理解できたと思います。

 

ダイエットで筋肉を落としてしまうと、どのような結果が待っているのかというと、痩せにくい身体になってしまいます。

 

筋肉がたくさんあるということは、基礎代謝が高いということになりますので、効率よく体内のエネルギーを燃焼させることができます。

 

しかし、その筋肉が少なくなると基礎代謝が下がるので、痩せにくい身体になってしまいます。

 

筋肉を落とさないためには、やはり基本は食事ということになります。

 

たんぱく質が不足するような食事の制限の仕方をすると、筋肉はどうしても落ちてしまいます。

 

そして、脂質、炭水化物や身体に必要な栄養素が足りなくなってしまうと、脂肪の燃焼が効率的に行われないので、ダイエットの効果も半減してしまうことが多いです。

 

そこで大切なのは、PFCバランスと言われる食事のバランスになります。

 

  • P(Protein たんぱく質
  • F(Fat 脂質)
  • C(Carbo 糖質)

 

の3つのバランスを考えた食事を摂るということがとても大切です。

 

その割合は、Cが6割程度、残りのP、Fがそれぞれ2割ずつの割合が良いとされています。

 

ですから、その割合になるように食事を摂るということがとても大切です。

 

野菜サラダだけ、スムージーだけというような食事を摂る方が、ダイエットをしている方は多いのですが、それではPFCバランスが崩れてしまうため、効果的な脂肪燃焼ができない可能性があります。

 

そして、筋肉の維持増加も難しいでしょう。

 

そのため、この割合をしっかりと意識した食事が重要になってくる、ということですね。

 

さらに、何かの栄養が足りなくなっていると、どうしても動きたくないという状況に身体が陥ってしまいがちです。

 

しかし、動かないということは、当然筋肉を使わないのですから、筋肉が衰えてしまうことになります。

 

しっかりと運動するためにも、必要な栄養素を食事から摂っておくということは大切なことです。

 

運動というのはたくさんのメリットがありますので、習慣化するべきものですが、それができないとなるとデメリットが噴出してしまいますよ。

 

まとめ

 

ダイエットをするためには、体重だけではなく体脂肪率についても意識しつつ行うことの重要性が理解できたのではないでしょうか。

 

体重だけを意識しては、筋肉を落としてしまう結果につながる可能性がありますので、十分に注意する必要があります。

 

ダイエットは見た目の美しさとともに、心身の健康も促進できるような形で取り組むことが大切ですし、そうでなければ継続できません。

 

ぜひとも継続できて健康も促進しつつアンチエイジングも進んでしまうような、理想的なダイエット方法に取り組んでいただきたいと思います。