読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

カレーは健康食!スパイスは漢方薬にも使われる優れもの。

日本人はカレー好き?

 

カレーは誰もが好きな食べ物ではないでしょうか。

 

カレーが嫌いという人にはあまりであったことがないです。

 

カレーにはいろんな種類があって、日本人にあうようにいろんなアレンジがされているものや、インドの本格的なカレーを提供する店もたくさんありますよね。

 

 

f:id:bobminions:20210213163650p:plain


私は欧風カレーもインドのスパイシーなカレーも好きなのですが、どちらかというとインド風のカレーの方が好きです。

 

インドのカレーというと、サフランライスかナンを選ぶことが多いですが、ナンはインドの人もあまり食べないのだそうです。

 

インドは大きいので地方によって違うようですが、ナンは家庭の味というよりも、レストランなどで食べる特別な料理というイメージが強い、ということをテレビで見た記憶があります。

 

また、インド人は全員辛いもの、辛いカレーを食べられると思っている方も多いと思いますが、意外と辛い物が食べられないインド人も多いようです。

 

カレーは健康によい

カレーは健康に良い食べ物ということがよく言われますが、その理由の一つはふんだんに使われるスパイスにあります。

 

f:id:bobminions:20210213163424p:plain

 

カレーには、絶対にスパイスが使われていますよね。

 

実はそのスパイスの多くは漢方薬として使われているものもたくさんあります。

 

つまり、カレーは漢方薬をたくさん使った、理想的な健康食ということも言えそうなのです。

 

日本でのスパイスの歴史

 

日本にはスパイスは古くから使われていたようです。

 

安土桃山時代にはすでに、ペッパー(胡椒)、シナモン(桂皮)、クローブ(丁字)などのスパイスが日本に伝来していました。

 

そして、ナツメグ安土桃山時代に伝来したようです。

 

しかし、これらのスパイスは漢方薬として使われていたようで、積極的に食用として使われていたわけではないようです。

 

これらのスパイスは薬として使われる貴重なものだったのですね。

 

カレーが食べられ始めたのは?


私たちが良く食べるカレーは、いったいいつから食べられ始めたのでしょうか?

 

それは明治時代以降のようです。

 

明治時代以降に、海軍から伝わったという説が一般的なようですが、確固たる証拠は残っていないようです。

 

f:id:bobminions:20210213163742p:plain


ただ海軍でカレーがメニューとして出ていたのは確実なことですので、この説が有力になっているのかもしれません。

 

その説を少しご紹介すると、海軍がイギリスから持ち帰った西洋料理である欧風カレーが、日本のカレーの始まりだということになります。

 

そして、日本でよく食べられるカレーは、インドのカレーのようにサラサラではなくて、少しとろみがあるカレーになっていますよね。

 

カレールーのとろみは、小麦粉によってつけられているものですが、日本がオリジナルなのだそうです。

 

イギリスから伝わったときにとろみがついていたのかと思いきや、日本人が独自に考えたというのに、私は少し驚きました。

 

日本のお米に合わせてとろみがついているのかもしれませんね。

 

カレーが健康に良い理由

 

f:id:bobminions:20210213162946p:plain

 

カレーが健康に良い理由は、いろんな研究で指摘されているのですが、今回は漢方薬という観点から考えてみたいと思います。

 

スパイスの多くが漢方薬として使われていたということをお話ししましたが、その漢方薬では「冷え」が病気を引き起こす原因の一つと考えられています。

 

身体が冷えているけれど、健康には悪影響が出ていない状態を、漢方では「未病」と呼んでいて、病気の予備軍のような位置づけがされているそうです。

 

最近になって、体温が低いと免疫力が下がるということが言われていて、多くの方が「温活」に取り組むようになっていますが、漢方の世界では昔から「冷え」は万病の元と考えていたのですね。

 

冷えがなぜ良くないのかというと、血流が滞ってしまうことが原因で、身体の隅々に栄養が行き渡りません。

 

そして、血液には白血球が存在するのですが、その白血球は免疫の要ともいえるものですよね。

 

血流が悪くなれば、白血球が身体を行き来するスピードも当然遅くなるわけですから、身体に異物が入ってきても、そこにたどり着くのに時間がかかるかもしれませんよね。

 

もちろん冷えが身体に良くない理由は他にもたくさんあるのですが、これらを知るだけで冷えは万病の元ということがわかると思います。

 

カレーを食べると、この冷えを解消してくれる効果があるそうです。

 

カレーを食べると、身体が暖かくなってくることを感じたことがあるかもしれませんが、それがカレーの効果の一つです。

 

ちなみにどんな食事をしても、体温は上がるのですがカレーを食べた場合は、手足の末端まで体温が上がって、それが長時間持続するということが報告されています。

 

普通の食事よりも体温を高くする効果が高いということが示されているということになりますね。

 

漢方薬には自律神経を整える効果を持つものがたくさんあります。

 

ニンニクや生姜は、身体を温めてくれるものですが、漢方薬でも使われるとても重要なものです。

 

カレーにはこの2つは必須ともいえる材料ではないでしょうか。

 

私はカレーをスパイスから作るのですが、この2つは必ず使う重要な食材です。

 

それ以外にもたくさんのスパイスが使われていますので、カレーはやはり健康への効果が計り知れなそうです。

 

まとめ

 

カレーは国民食と言われるほどに人気の高い食べ物ですが、健康への好影響を考えると、できるだけ頻繁に食べたいですね。

 

f:id:bobminions:20210213163444p:plain

 

私はカレーをスパイスから作ると言いましたが、使うスパイスはコリアンダーターメリック、クミン、レッドペッパーの4種類だけです。

 

それだけで、インドの本場のカレーのような味が出せますので、それを使い始めてから市販のカレールーを買わなくなりました。

 

スパイスもそのまま使えれば、より健康への効果も期待できるかなと、少し自己満足も入っています。