読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ポジティブ思考とネガティブ思考について 

ポジティブ思考

 

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ポジティブシンキングが重要であることは、あなたもきっと理解されていると思います。

 

やはりポジティビティ、ポジティブ思考を常に維持し続けることが大切ですよね。

 

アンチエイジングや美容に関していうと、これをやれば若々しくいられる、というポジティブな思考を持っている人と、どうせやっても効果はそれほどないだろうと考える人と、どちらが効果が高いかということです。

 

しかし、勘違いしやすいのですが、それはネガティブな考え方を全く持たないということではありません。

 

ネガティブな考えを持つことは、人である以上絶対に持ってしまうものです。

 

重要なのはポジティブとネガティブの割合なのですが、それに気が付いている人は少数のようです。

 

ポジティブシンキングは、人間心理の深いところを流れているもので、感謝、愛情、楽しみ、希望、感動など、幅広い肯定的な感情を含んでいます。

 

そして、ポジティブな感情というのは、人類の祖先にまでその起源をさかのぼることができます。

 

身の安全を感じた時や、何かに満足したときの心地よい気持ちがその起源です。

 

  1. 祖先たちの精神の働きを広げ
  2. 身体的・社会的・知的・心理的リソースの形成を促す

 

これらの働きによって、長い時間をかけて祖先たちにより良い変化を起こさせてきました。

 

ポジティブ思考のメリット

 

ポジティブシンキングを持つことで、どんなメリットがあるのか見てみましょう。

 

  • ポジティブシンキングは気分がいい

いい気分こそが、生き方を変える動機付けになります。

 

  • ポジティブシンキングは精神の働きを変化させます。

思考の領域を変化させ、視界に入る可能性の範囲をグンと広げてくれます。

 

  • ポジティブシンキングは未来を変える

ポジティブな感情を経験するうちに、身体的リソース、精神的リソース、心理的リソース、社会的リソースなど、様々なリソースが形成されます。

リソースとは人が自分の中に蓄えている能力やエネルギーのことです。

何かの試練、逆境、新しい機会に出会ったとき、人はそのリソースを引き出して使うことができます。

 

  • ポジティブシンキングは、ネガティブシンキングにブレーキを掛ける
  • ポジティブシンキングは、ティッピングポイント(転換点)を持つ
  • ポジティブシンキングは、増やすことができる。

 

ポジティブシンキングを持っているほうが、人生をより良いものにしやすいのですが、絶対にポジティブシンキングでいる必要がある、絶対につかみ取りたい、とがっちりポジティブシンキングをつかみ取ろうとしないことが重要になります。

 

なぜかというと、ポジティブシンキングをがっちりつかみ取ろうとすることが、ネガティブである可能性があるからです。

 

ポジティブシンキングについては、もっと気楽に考えていくことが大切で、ポジティブの種をまいて、少しずつ広げていこうという意識を持つことが重要です。

 

そして、ポジティブシンキングができる人が成功している、という印象があるかもしれませんが、実は違うようです。

 

ポジティブシンキングは、成功や健康の状態、アンチエイジングを単に反映したものではなく、同時に成功や健康、アンチエイジングを生み出すものなのです。

 

研究の結果では、ポジティブな人はネガティブな人よりも若々しく、長生きする傾向があると報告されており、寿命の違いは10年にもなるという研究結果もあります。

 

ですから、長生き遺伝子の発現、アンチエイジングや美容の効果を高めるためには、ポジティブシンキングを、日々求めていく必要があります。

 

ここで重要なのは、強制的にポジティブになろうと考えるのではなく、ポジティブであることは自分への投資である、という意味合いで考えていくことが大切になります。

 

投資というのは、時間をかけて増えていくものですから、日々少しずつ増やしていくという意識で向き合うこと。

 

ただし、100%ポジティブを求めることは、不可能であり、かつあなたの人間的な部分を無視すること、あるいは否定することになります。

 

ポジティブとネガティブの割合

 

ですから、ネガティブをすべてなくしてしまおうと努力することはやめましょう。

 

とても大切なことなのですが、ネガティブな思考をなくすのではなく、ポジティブな思考をネガティブな思考よりも増やすということが重要なのです。

 

その割合は、3:1の割合を目指すのが良いでしょう。

 

重要なのは、ネガティブの1です。

 

3:0ではないというところが注意すべきところです。

 

ネガティブな思考というものは、100%悪い感情というわけではないからです。

 

ネガティブな思考や状況をバネにして、大きく飛躍して成功した人は大勢いますよね。

 

ですから、重要なのは有害なネガティブ思考と、役に立つネガティブ思考を区別することです。

 

そのためには、そのネガティブな思考が、必要なものか、いわれのないものか、ということを見分ける必要があります。

 

そのために、まずはそのネガティブについて、事実にきちんと向き合うことができて、そこから先に進めることができるならば、必要なネガティブを考えましょう。

 

そうでないならば、不必要な、いわれのないネガティブだということです。

 

ネガティビティとの付き合い方

man sitting on sofa against wall

 

ネガティブシンキングをなくすのではなく、上手に付き合う必要があるのですが、それがわからないという場合が多いですよね。

 

目標にすべきなのは、ネガティブの割合を減らしていくことであり、なくしてしまうことではない、というのは言葉ではわかるけれど、実際にどうすればよいのか?

 

まず、ネガティブ思考というのはどういうものかを理解しなければなりません。

 

ネガティブ思考はネガティブな感情を生み出します。

 

この2つが下降スパイラルへと人を引きずり込んでしまうのです。

 

どうせ何をやってもダメだ、という思考や感情が、さらなる失敗を生み出し、ということの連鎖を加速させてしまうのです。

 

ですから、ネガティブ思考を減らすためには、このサイクルをストップさせる必要があります。

 

そのサイクルをストップさせるには、ネガティブ思考に反論することが最も効果的です

 

無意識に生み出されるネガティブ思考は、事実を突きつけるだけで、解消されるのを感じることができるはずです。

 

やはり最初は、ネガティブ思考が何度も繰り返し反芻されることを感じて、ますますネガティブになることが多いですよね。

 

ネガティブに最初に向き合うためには、そこから目をそらすのではなく、自分が有害な思考を繰り返し行っていると気が付くことです。

 

そして、事実を突きつけてそのネガティブに反論して、同じことをくどくど考えてもしょうがないと気づくことができれば、そこから初めて有効な行動をとることができます。

 

気が付いたら、健全な方法でネガティブ思考から気持ちをそらすことです。

 

そして、ネガティブに対応するために有効な方法は、ジョギングやプールで泳ぐ、サイクリングなどの有酸素運動です。

 

またもちろん筋トレや運動なども効果的です。

 

運動はそれだけで、ネガティブ思考を減らしてくれる効果がありますが、やはりその前に正しくネガティブに対処しておくことで、運動の効果を飛躍的に高めることができます。

 

まとめ

 

ネガティブ思考はどうしても排除したくなりますが、まずは必要なネガティブか、不要なネガティブかを区別する必要があります。

 

不要なものに関しては、しっかりと対処していくことで、ネガティブのサイクルから出てくることが重要です。

 

そして、ポジティブな思考を日々増やしていくということが大切になります。

 

ポジティブ、ネガティブ両方ともに、私たちの人生に必要なものであり、どう対処していくかが重要になってきます。