読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ポジティブ思考を増やしてアンチエイジングするためには

ポジティブ思考を増やすためには

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ポジティブ思考は、アンチエイジングや美容には必要不可欠と言ってもよいでしょう。

 

そして重要なのは、ポジティブとネガティブの割合です。

 

ネガティブ思考とポジティブ思考についてはこちらを参考にしてみてください。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

ポジティブ思考は、それをつかみ取ろうとするのではなく、日々増やしていこうという考え方がとても有効だと言われています

 

しかし、ポジティブ思考も、念じただけでは持つことは難しいですから、何らかのアクションを起こす必要があります。

 

それは、特定のスイッチを押すようなものだと考えるかもしれませんが、ポジティブな感情を得るには、意識的な思考の方向転換が必要です。

 

そのためには、自分に対して質問をすることが有効です。

 

あなた自身に、「今うまくいっていることは何か?」という質問をするだけで、ポジティブ感情への扉が開きます。

 

上手くいっていることを質問するというところがポイントです。

 

ポジティブな思考というものは、成長には欠かせない、ということを人は本能的に知っています。

 

ですから、ポジティブへの扉を開くことで、あなたは心を広げ、できるだけ多くのポジティブ感情を取り込もうとするようになります。

 

それはポジティブの拡張効果ともいえるものです。

 

拡張効果が起これば、ポジティブ思考はさらに広がるという、素晴らしいサイクルになります。

 

そして、このポジティブ思考は、様々なメリットを私たちに与えてくれるのです。

 

  • ホルモンバランス

 

ホルモンバランスは、アンチエイジングにとても重要なのですが、ポジティブシンキングは、ホルモンバランスにも影響を与えます。

 

母親を対象にした研究によると、大変な状況の中にも意味や価値を見つけることができ、普段の生活の中でもポジティブな感情を持てる人だけが、ストレスに関わる副腎皮質ホルモンが、健康的な変動を起こしていたとの報告があります。

 

ストレスを感じたとしても、ポジティブ思考を日常的に増やそうと努力していれば、ストレスホルモンのバランスが崩れないということですね。

 

大変な状況の中では、人はネガティブな感情を持つものですが、ネガティブな感情に対処し、ポジティブ感情を持とうとすることがとても重要になります。

 

  • 逆境

 

日ごろからポジティブ思考を増やそうとしている人は、逆境にあっても解決策をたくさん考え付くことができる。

 

大きな成果を出した人の多くは、必ずしも才能に恵まれていたわけではないことが多いです。

 

才能よりも、成功するために大切なのは、優れた資質よりも「情熱」と「粘り強さ」――すなわち「グリット(GRIT)」=「やり抜く力」だと言われています。

 

やり抜く力を引き出すためには、やはり達成できるというポジティブな思考がベースになっています。

 

失敗するということに対する恐怖、疑いなどは全く感じないのではないか、というほどに成功者は愚直に努力しますが、それは達成できるというポジティブ思考にも原因があるようです。

 

ポジティブ感情を増やす方法

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それでは、ポジティブな思考や感情をさらに増やすためには、何をすればよいのでしょうか?

 

ポジティビティを増やして、ポジティブ思考や感情を一段上に押し上げるためには、日々遭遇する状況に、もっと頻繁にポジティブな意味を見出すことがカギとなります。

 

どんな些細なことでも、ポジティブなことは探すことができるものです。

 

そんなことで、と思うかもしれませんが、人は習慣で行動するものです。

 

日ごろからポジティブなものを見出す習慣ができていれば、ポジティブな思考や感情は少しずつ、日々増えていくようになります。

 

その時のポジティブな感覚を味わうようにするのが大切です。

 

とはいえ、味わうということは分析することではなく、軽い心の動きを感じる程度でよいのです。

 

  • 外で過ごす

 

天候の良い時に、20分以上戸外で過ごしただけで、ポジティビティの上昇がみられました

 

そして、屋外で過ごした人は、思考領域の拡大とワーキングメモリー(作業記憶)範囲の拡大がみられました。

 

逆にほとんどの時間を屋内で過ごした人の場合は、天候とポジティビティの間に相関関係がありませんでした。

 

屋外で過ごすだけで、これだけの恩恵が受けられるということです。

 

昼休みや休日は、屋内で過ごすのではなく、ぜひ屋外にでてみることをお勧めします。

 

その時、散歩やジョギングができればさらに効果が高くなります。

 

  • 人からの親切

 

誰か人から親切にされたら、それをそのまま受け入れましょう。

 

そうすることで、ポジティブな感情がわいてくることがわかるはずです。

 

悪いな、迷惑かな、という感情を持ってしまうことが多いかもしれませんが、あなたに親切にしたことで、その人にも良い効果が発生しています。

 

ですから、お互いでその行為に対して素直にありがとうと考えることで、ポジティブな思考が増えていきます。

 

こうして行動によって現れたポジティブな感情や思考は、周囲に広がっていきます。

 

これはなぜかというと、あなたは社会というシステムの一部です。

 

これは組織の歯車であるとか、社会のために生きているという悪い意味ではありません。

 

私たちが存在している以上、何かの影響を社会に与えているということで、その社会をシステムと表現しているだけです。

 

そして、システムはどこかが変化すれば、必ずそれに合わせた変化が起こります。

 

あなたのポジティブ感情が増えていけば、その変化が必ず周りに波及していくということです。

 

人から受けた親切でポジティブ思考や感情が増え、それが、周りに波及していくということです。

 

注意

 

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ここで注意があります。

 

人には非常に精密な検知装置のようなものがあり、ポジティブな言葉や、口角の上がった唇も、心からのポジティブ感情が背後になければ、あなたも周りの人も一瞬でそれを感知してしまいます。

 

偽物のポジティブ思考はすぐにばれてしまうということです。

 

例えば、笑みを作るには「大頬骨筋」という顔の両側にある筋肉を使って、唇の両側を引き上げます。

 

「楽しんでいない笑み」はここで終わりなのです。

 

心からの笑みは、さらに「眼輪筋」という目を取り囲む筋肉を、収縮させて頬を持ち上げて、目じりにカラスの足跡のような皺を刻みます。

 

この目の周りの動きが、人が本当にポジティブを感じているかどうかの印なのです。

 

つまり、本当に楽しんでいない笑みは、本質的に「偽善のポジティブ感情」なのです。

 

そして、この研究で分かったことは、「偽善のポジティブ感情」は、怒りと同様に、冠動脈性疾患を引き起こす可能性があるということが報告されています。

 

本当のポジティブ思考や感情には、ネガティブ思考から生まれた心臓血管の異常を沈めたり、打ち消したりする効果があり、健康やアンチエイジングにとても重要なものです。

 

しかし、偽善のポジティブは、ネガティブ思考にも似た影響をあなたの身体にもたらす可能性があるのです。

 

ですから、日ごろからネガティブ思考や感情を少しずつ増やしていく、という姿勢が本当に重要になるということです。

 

どんな小さなことからも、何かポジティブなことを探そうという姿勢を、習慣化しておくことで、偽善のポジティブが起こらなくなるようにしておくことです。

 

まとめ

 

ポジティブ思考を上手に増やしていくためには、日ごろの生活の中で少しずつポジティブな思考、感情を増やしていくことにあります。

 

その意識を持つだけで、ポジティブ思考は徐々に増えていくことになり、健康、アンチエイジングにもとても良い効果を与えます。