読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ゴマに含まれるセサミンの効果はすごい アンチエイジングに最適

ゴマの効果

two rice bowls

 

ゴマはいろんな料理に使われますね。

 

私はゴマ塩でおにぎりを作って食べるという、シンプルなスタイルが好きです。

 

そんなゴマにはたくさんの抗酸化物質が含まれています。

 

有名なのはセサミンでしょう。

 

セサミンとは、ゴマに含まれるゴマリグナンの一種です。

 

ゴマリグナンとは、ポリフェノール系の物質で、抗酸化作用があります。

 

抗酸化作用により、体内で発生する活性酸素を除去し、アンチエイジングや美容に効果があると注目されています。

 

また、肝機能を改善し、コレステロールを減少させ、脂質代謝を促進するなど、多くの効果と効能が明らかになっています。

 

セサミンはそのゴマリグナンの中でも最も多く含まれているものです。

 

セサミンはその名がついた商品もあるほどですから、知名度も高い成分ですよね。

 

肝機能改善

 

肝機能の改善ということでは、最近はコーヒーが注目され始めています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

しかし、ゴマに含まれているセサミンにも、大切な肝機能の働きを活性化する作用があります。

 

セサミンは直接肝臓に働きかけるような効果があります。


体内の活性酸素の80%は肝臓で発生すると言われています。

 

活性酸素は、ウイルスや細菌と戦う免疫機能に必要であったりと、人体には必要不可欠なものですが、量が多すぎると人体を酸化させてしまう働きがあります。

 

この酸化を防いでくれるのが抗酸化物質です。

 

抗酸化物質は果物や野菜に含まれている物質です。

 

植物は自分で移動することができないために、太陽の紫外線などを避けることができません。

 

そのため、ポリフェノールを生成して自らを守っていると考えられています。

 

そのポリフェノールを食事で摂ることによって、体内でポリフェノールが抗酸化物質として私たちの身体を酸化から守ってくれます。

 

しかしながら、ほとんどの抗酸化物質は体内に入った時から活性酸素と戦いはじめ、消化・吸収され肝臓にたどり着くことができないものもあります。

 

活性酸素がたくさん発生している肝臓に、たくさん抗酸化物質を届けたいのですが、なかなか届かない、ということですね。

 

しかしゴマの中の成分であるセサミンは、門脈という血管から肝臓に到達し抗酸化物質に変身するというありがたい特徴があります。

 

つまりセサミンはしっかりと、肝臓にまで届いてくれる抗酸化物質というわけです。

 

その性質のため、パワフルなままで肝臓にまでとどき、そこで活性酸素を除去し、血液中の余分な悪玉コレステロールの生成を抑え、動脈硬化心筋梗塞を予防することにつながるのです。

 

肝臓は、身体を解毒するための重要な臓器だということはご理解いただいていると思います。

 

人体で解毒を行う臓器は肝臓と腎臓だけですので、如何に肝臓が重要かということがわかると思います。

 

その肝臓を酸化から防ぐことで、身体を浄化する力を高めることができるため、セサミンは優れた抗酸化物質であると言えるのですね。


また、セサミンは二日酔いにも力を発揮すると言われており、アルコールの解毒を助けてくれます。

 

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セサミンはいろんな形で、肝臓をサポートしてくれるようです。

 

しかし、サポートしてくれるからと言ってセサミン自体がアルコールを分解してくれるわけではありませんから、飲みすぎると、当然肝臓にダメージを与えることになりますので、やはりアルコールは適量を守ることが重要ですよ。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

アルコールについてはこちらも参考にしてみてください。

 

血圧

 

セサミンにはその他、血圧を低下させ、高血圧を改善する作用もあります。

 

抗酸化作用

 

さらに、抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンEは、セサミンと一緒に摂取すると、血液中の量が2倍になることが研究によって発表されています。


また肝臓内のセサミンが摂取したビタミンEの分解を抑えてくれる為、より効率よくビタミンEの抗酸化作用を全身に行き渡らせることが出来るのです。

 

ビタミンEは、ナッツに多く含まれる成分で、ナッツのアンチエイジング効果、抗酸化作用に重要な成分の一つです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

ビタミンEにセサミンが加わることで、美肌作り・ 血行促進・冷え性・肩こりを改善し、ホルモンの異常分泌を整え、更年期障害を改善することが可能です。

 

つまり、セサミンはビタミンEと組み合わせる事で、若返り効果がUPします。

 

ナッツと一緒にゴマを食べると、アンチエイジング効果、美容効果が高まるということでもありますね。

 

脂肪燃焼効果

 

また、ごまに含まれるセサミンは、脂肪燃焼を促進する働きがあると考えられています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

脂肪燃焼を促進することで、肥満を解消することができるのは、アンチエイジングや美容、健康のためにはとても重要なことです。

 

運動だけではなかなか脂肪は燃焼しませんが、セサミンの脂肪燃焼効果を合わせると、効果があるかもしれません。

 

その他にも食欲抑制やエネルギー代謝の増大を介し、身体内の脂肪量を調整するペプチドホルモン、レプチンの分泌とも関わりがあることが報告されています。

 

また、血糖値のコントロールに欠かせないインスリン分泌を正常値に戻す作用もあるのではないかと考えられています。

 

ゴマのセサミンを効果的に摂るには

種子, ヒマワリの種, 嘉, ゴマ, 亜麻の種子, 大麻の種子, ブラック クミン, スプーン, 木製スプーン

 

ゴマはそのまま食べても良いのですが、そうするとちょっともったいないことになります。

 

ゴマの外皮はとても固いため、消化されずにそのまま体外に排出されてしまいます。

 

そうなると、セサミンは全く吸収されないで排出されることになってしまい、全く効果がなくなってしまいます。

 

よく噛めば外皮を砕いて消化することができますが、ゴマはかなり小さいので、かみ砕くのも困難ではないでしょうか?

 

そこで、ゴマを食べるときには、すりごまにすることで、効率よくセサミンを体内に吸収することができます

 

しかし、ゴマをする際にも注意が一つあります。

 

ゴマは酸化しやすいものなので、すりゴマにするときは、食べる直前にするようにしてください

 

できる限り参加を抑えた状態で食べることで、セサミンの効果が高くなります。

 

摂取量

 

一日の摂取量は、ゴマ油やすりゴマなどを食べるので、明確には言えないのですが、ゴマ粒ですと大匙1~2程度のゴマを食べるとよいと言われています。

 

まとめ

 

ゴマはおいしく食べられて、健康にも最適の食材です。

 

特にお酒が好きだという方は、セサミンを摂ることを心がけるべきだということがわかると思います。

 

もちろんアルコールが好きではない、飲めないという方も当然ゴマの効果を体内に取り入れるために、食事で摂るようにするべきですね。

 

セサミンの効果を見るとわかると思いますが、食べなければ損というぐらいにたくさんの好影響がありますから。

 

また、ゴマがすぐれているのは、どんな料理にも合うのではないか、思うほどにどんな料理にも使うことができますよね。

 

普通に食事のメニューに使うことができますし、デザートにもいろんなところでゴマが使われています。

 

万能に使えるゴマですが、私はシンプルにゴマの風味を感じることができる食べ方も好きです。

 

ゴマをすりごまにして、ごはんにかけて醤油を少しかければ、おいしくご飯を食べられますので、一度お試しください。

 

お好みでわさびや鰹節などを少し使うと、さらにおいしくなります。

 

いろんなゴマの使い方がありますが、使い方を工夫してぜひ毎日の食卓に登場させていただきたい食材の一つです。