読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

味噌汁でアンチエイジング 驚くべき美容効果

味噌の効果

合わせ味噌のイラスト

 

味噌汁がアンチエイジングや美容にとても効果が高いということはご存知でしょうか?

 

味噌自体が健康に良いということは広く知られていますが、アンチエイジングや美容にも効果が高いのはあまり知られていないかもしれません。

 

ご存知の通り味噌は、大豆に塩、麹を加えて発酵させてつくられます。

 

大豆は白~薄茶色なのですが、発酵の過程でだんだんと色が茶褐色に変化していきます。

 

メラノイジン

 

味噌には様々な健康に良い成分が含まれていますが、とりわけアンチエイジングや美容に良いのは、メラノイジンという成分です。

 

メラノイジンとは、食品の褐色成分のことです。

 

しょう油や味噌、ビールに共通の色といえば「褐色」ですよね。

 

炒め物やトーストのコゲの部分も同じ褐色の部分があります。

 

メラノイジンは、色とともに風味や味にも関係している、料理にはとても重要な成分です。

 

メラノイジンができる反応を「メイラード反応」というのですが、褐色の味噌にはメラノイジンがたくさん入っています。

 

メイラード反応は、食べ物から摂る場合は、抗酸化作用などとても役に立つ成分ですが、体内で起こると「糖化」と呼ばれ、アンチエイジングや美容に大きな悪影響を与える反応になります。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

味噌のメラノイジンは積極的に食べていきたいものですが、体内の糖化は避けるようにしてください。

 

この色素成分メラノイジンには抗酸化作用があり、活性酸素を抑制する働きがあります。

 

活性酸素を抑えることにより、お肌の老化や免疫力低下を防いでくれます。

 

抗酸化作用があるために、血管も酸化から守る効果から、動脈硬化などの病気を防いでくれる作用もあります。

 

血管が健康であることは、美肌や健康にはとても重要なことですが、動脈硬化が起こってしまうと、血管が固くなることから、血行が悪くなってしまいます。

 

そうなると、健康にも悪いだけではなく、アンチエイジングや美肌にとっても悪影響を与えてしまいます。

 

味噌がそれを防いでくれるということは、うれしいことですよね。

 

遊離リノール酸

 

味噌には遊離リノール酸が含まれているのですが、この成分は肌の美白効果にとても効果があります。

 

味噌を作る職人の方の肌は、白くてきれいだということをご存知でしょうか?

 

この原因の一つが遊離リノール酸です。

 

美肌と美白効果の両方を、味噌で達成できるとしたら、これは毎日食べるしかないですね。

 

また、この遊離リノール酸は、シミやくすみに効果があるともいわれ、味噌汁を一日にに2杯飲むと、頬のシミが減少したという研究結果もあります。

 

食べない理由がありません。

 

植物性乳酸菌

 

味噌には植物性乳酸菌が豊富に含まれています。

 

この植物性乳酸菌が、腸内環境を整えてくれ、善玉菌を増やしてくれることから、腸内のデトックスが可能だと言われています。

 

腸は、身体の免疫機能に関係する重要な臓器でもありますので、味噌でしっかりと整えておきたいですね。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

ビタミンB群

 

味噌にはビタミンB群が含まれています。

 

ビタミンB群には、様々な働きがあり一言で言い表すことができないほど、身体には重要なビタミンです。

 

ビタミンB群には、疲労回復の効果や、糖質をスムーズにエネルギーに変える作用などがあるため、健康促進にはとても大切です。

 

エネルギーをスムーズに身体に供給することは、やはり健康やアンチエイジングの基本ですが、それができなければ、身体の修復にエネルギーが回らずに、身体に不調をきたしてしまいます。

 

ビタミンB群が不足すると、どうしても身体が疲れやすくなってしまいます。

 

日ごろ疲れやすい、寝ても疲れがなかなか取れない、という場合はビタミンB群が不足している可能性があります。

 

疲れやすいということで、栄養ドリンクやエナジードリンクなどを飲む方が多いか漏れませんが、砂糖が大量に入っていることもあり、体内の栄養が砂糖の代謝に使われる可能性があります。

 

そうなると疲れは取れるどころか、ますます疲れるという可能性もあります。

 

さらには、砂糖が大量入っていることで、血糖値が跳ね上がり、跳ね上がった血糖値を下げようとして、インシュリンが大量に分泌され血糖値が一気に下がる、ということになれば、これまた疲れてしまうことになります。

 

ですから、疲れやすいという感覚がある場合は、味噌をとるように心がけると良いのではないでしょうか?

 

味噌汁

 

白味噌のお雑煮のイラスト

その健康に良い味噌をとるために一番簡単な方法は、やはり味噌汁ですね。

 

味噌汁を食べることで、味噌の成分を身体に吸収することができます。

 

味噌汁は、味噌の健康に良い成分をダイレクトに摂ることができるため、毎日の食卓で食べたいものです。

 

味噌汁には、いろんな野菜を入れることでき、食物繊維やポリフェノールなど、老化を防ぐものをたくさん同時に食べることができるのも、優れたところです。

 

野菜をたくさん入れることで、いろんな栄養素を効果的に味噌汁から摂ることができます。

 

味噌汁にたくさん具材を入れることで、さらに効果的になるのは塩分の摂りすぎを防ぐことができることです。

 

味噌汁というのは、私はそれほど気にする必要はないのではないか、と思いますが、塩分が気になるという方が多いですよね。

 

しかし、野菜などで具材をたくさん入れることで、味噌汁をおいしく飲むことができるとともに、具の多さで食べる味噌の量も減るわけですから、効果的に減塩ができるわけです。

 

私は、野菜をたくさん入れた味噌汁を作るときには、出汁を取らないことがあるのですが、それは野菜から出る出汁やうまみで出汁が必要ないと感じるからです。

 

出汁については好みになりますが、新しい味噌汁を楽しみたい場合には、野菜だけの味噌汁も良いのではないでしょうか。

 

味噌汁で温活

 

そして、味噌汁は暖かいのもアンチエイジングや美容にはとてもありがたいです。

 

暖かい味噌汁は、体温を上げてくれるため、健康にもとても良いからです。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

温かい味噌汁で、体温が上がるということは、免疫力を高めるということでもあり、さらに味噌の抗酸化作用で、血流をスムーズにすることができるため、相乗効果で健康に、アンチエイジングに、美容に良いということになりますね。

 

味噌汁の注意点

 

味噌汁はとても健康に良いのですが、注意すべき点があります。

 

それは味噌が発酵食品であるということです。

 

発酵食品であるということは、まだ生きているということでもあります。

 

そのため、味噌汁を作るときには、沸騰している中に味噌を入れるのは避けましょう。

 

沸騰したら火を止めてから味噌を入れるようにしてください。

 

せっかく生きている麹を、最大限体内に取り込むという意味もあり、また味噌の風味を最大限引き出すためにも、沸騰させないことが大切です。

 

まとめ

 

味噌は、身近にあるとても優秀な食材です。

 

パン食や洋食が多いという方も、ぜひ味噌を食事にぜひ加えてください。

 

やはり一番簡単なのは味噌汁で食べるということになりますが、他の食べ方もたくさんあります。

 

味噌のレシピを調べてみると、数えきれないほど出てくると思います。

 

ですから、飽きることなく味噌を毎日食べることができるのではないでしょうか?