お酢のダイエット効果がすごい!その理由とは?
お酢の思い出
お酢を使った料理って多いですよね。
特に夏にはお酢を使った、さっぱりとした冷やし中華などが人気です。
サラダのドレッシングにも、お酢は必ず使われていますので、意外と身近な調味料ですよね。
私はサラダのドレッシングには、普通のお酢もよく使いますが、バルサミコ酢も使うことが多いです。
さて、私がお酢と聞いて思い出すのは、ドラマ「孤独のグルメ」で紹介されていた餃子の食べ方です。
数年前のことですので、思い出というほどでもないですが、その印象が強烈だったので覚えています。
通常餃子というと、しょうゆとお酢とラー油を混ぜたもので食べると思いますが、ドラマで紹介されていたのは、お酢と胡椒のみで食べるというものです。
有名な食べ方のようで、ドラマで放送される以前にも知っている方は大勢いたようですが、私はそこで初めて知りました。
そんなことをドラマで見てしまうと、もう餃子はそれで食べないと気が済まないほどに気になりますよね。
そこで、すぐに酢胡椒で餃子を食べてみたのですが、これがおいしかったので、それ以降は餃子のつけダレは、通常のものと酢胡椒の2種類を準備するようになりました。
それ以降は、餃子のタレのレシピなどを調べて、いろんなタレを知りましたので、2種類どころではないこともあるのですが・・・
しかし、よく考えると、餃子のタレには結局のところお酢は、ほぼ必ず入っているような気がします。
お酢の力おそるべしですね。
お酢の効果
そんなお酢は、健康に良い調味料として誰もが知っているのではないでしょうか?
確かにお酢には健康に良い効果、アンチエイジングにも美容にもとても良い効果があるようです。
ダイエット効果
お酢にはダイエット効果があると言われています。
まず、お酢に含まれているクエン酸とアミノ酸が、脂肪燃焼を手助けする効果があります。
クエン酸は、脂肪を燃焼させてエネルギーに変えることを手助けする効果があり、アミノ酸は脂肪燃焼を手助けする効果があると言われています。
ただ、お酢を飲んだだけでは脂肪燃焼効果があまり期待できないので、やはりお酢を飲んだ後の運動が重要になります。
その運動を効果的にするために、お酢は運動の1時間程度前に飲むのが良いと言われています。
内臓脂肪を減らす
お酢はさらに内臓脂肪を減らす効果があると言われています。
内臓脂肪はたまりすぎると、動脈硬化や生活習慣病になる危険性が高まるために、ためないことが重要なのですが、それをお酢が手助けしてくれるということになります。
ある研究では、お酢を毎日大匙2杯程度飲んだ場合は、飲まない場合に比べて、内臓脂肪の減り方が大きくなったという報告があります。
これはお酢を毎日とらないという選択肢はなくなるかもしれませんね。
血糖値の上昇を緩やかにする
お酢を摂ることで、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
ダイエットで重要なことは、ほぼほぼ健康促進やアンチエイジング、美容に重要なこととかぶっているような気がするのは私だけでしょうか?
この血糖値の急上昇を抑制するということは、ダイエットにはとても重要であり、かつ健康促進やアンチエイジング、美容にもとても重要なことになります。
今回はダイエット目線で考えてみましょう。
ダイエットをしている場合は、体重を落としたいということと同時に、脂肪を減らしたいということがあると思います。
ダイエットで体重だけをターゲットにして、脂肪はどうでもよいという考えはあまり聞かないですからね。
この脂肪ですが、血糖値が急上昇するとどうしてもつきやすくなってしまうようです。
血糖値が急上昇すると、すい臓からインシュリンが大量に分泌されます。
これによって急上昇した血糖値は元の数値に一気に戻ります。
そうなると、血液の中にあった糖はどこに行くのでしょうか?
それは脂肪に蓄積されていくのです。
まさにダイエットの目的とは真逆の方向に向かってしまいますね。
そして、インシュリンが大量に分泌されると、脂肪燃焼の効果が低くなってしまうという報告があります。
脂肪を蓄えようとしているわけですから、脂肪燃焼なんてふざけるなという話でしょうね。
ですから、血糖値は急上昇させることなく、緩やかに上昇させることがとても大切ということになります。
そこでお酢の登場です。
やり方はとても簡単で、食事中に酢の物などのお酢を使った料理を食べればよいのです。
また、食後にお酢を使った飲み物を飲むことでも効果があります。
ベジファーストで食物繊維を最初にお腹に入れておくと、食物繊維の効果で血糖値の上昇が緩やかになるのですが、そこにお酢を使ったドレッシングを使うとさらに効果がたかまりますね。
腸内環境を整える
お酢には殺菌効果があるのはご存知でしょうか?
昔から、食品が傷まないように酢を使うということが行われていました。
おそらく経験から学んできたことなのだと思いますが、大腸菌やサルモネラ菌などにはお酢が殺菌効果を持つことが証明されていますので、いにしえの知恵というのはすごいですね。
そして、この殺菌効果はなんと、腸内細菌の悪玉菌にも効果を発揮するということがわかっているようです。
お酢を摂ることで悪玉菌を減らすことができるわけです。
ちょっと待て、善玉菌も細菌の一種だからお酢で殺菌されてしまうじゃないか、と考えたあなた、ご安心ください。
腸内の善玉菌は、お酢に含まれているグルコン酸が大好きでして、お酢を摂ることで善玉菌は増えて、さらに活発に活動してくれるようになるのです。
なんという都合の良い効果を、お酢は持っているのでしょうね。
この効果によって、善玉菌が増え腸の血流も改善されるために、便秘の改善にもつながり、さらに腸内環境が整うということになります。
腸内環境が整って善玉菌が増えると、人は痩せやすい身体になるという研究報告があります。
ですから、お酢はいろんな効果があり、ダイエット効果は絶大ということが言えそうですね。
お酢を飲む場合の注意
お酢はとても身体によいものですが、それをどう体内に取り入れるのかには注意が必要です。
注意が必要というと、どんな危険があるのかと考えてしまうかもしれませんが、非常に簡単なことでして、「原液のまま飲むな」というこれだけです。
あの酸っぱいお酢を、原液のまま、ビールの一気飲みのように飲む人はいないとは思いますが、大匙1杯程度を原液のまま、健康に良いからと我慢して飲むということはやめた方が良いでしょう。
それは、お酢は酸性が強いために、胃や腸を荒らしてしまう可能性があるからです。
また、歯も酸には弱いため、お酢を原液で飲むと、歯のエナメル質が溶けてしまうようなことになるかもしれません。
ですから、お酢は現役ではなく、水や炭酸水などで割って飲むのが良いでしょう。
一番簡単なのは、ドレッシングに入れてサラダと一緒に食べるとか、調味料として料理に使って食べるということでしょうね。
お酢を料理に使うと、お肉が柔らかくなったり、いろんな効果がありますので、レシピを調べて作ってみるのも楽しいですよ。
まとめ
お酢の力は、やはりすごいものでしたね。
酸っぱいのでお酢はあまり好きではない、という場合もいろんな調理法で使えば酸っぱさも感じなくなるものがあります。
これだけの健康効果があるお酢ですから、ぜひ無理のない形で日ごろの生活に取り入れていきたいですね。