運動しない女性もアンチエイジングは可能なのか?おそらく不可能です!
アンチエイジングしたいけど運動したくない
アンチエイジングと運動というのは切っても切れない関係にあります。
運動を行うことで、様々な恩恵が身体にあるからなんですが、運動しなくてもアンチエイジングしたいという女性も多いようです。
運動嫌いな女性の場合は運動をすることなく、アンチエイジングしたいという、考えの方が多いようですが、それはおそらく不可能であろうと思います。
運動したくないという気持ちもわからなくはないです。
私は運動が習慣になっているのですが、運動が習慣になっていても、運動したくない、というときは必ずあります。
ましてや、運動の習慣がない人は、最初はいつでも運動したくないはずです。
そんな時は、特効薬のようなものはないため、四の五の言わずに運動を始めてしまうことだけが解決方法です。
そして解決方法はこれしかないというのが、残念ながら本当のところです。
悩んだとき、仕事がうまくいかないときなど、運動なんてしたくないという気持ちになりますし、仕事で疲れたというときなども、当然運動したくなくなります。
気分が最悪なのは、失恋したときでしょうか・・・
休んでしまいたいですよね、そんなときには。
でもそんなときには、とりあえず身体を動かして汗をかいておくということが解決方法なんです。
汗と一緒に悩みや疲れが、そして悲しみが流れていくようなイメージで運動してみると、不思議ですが本当に流れていくように感じます。
あれだけ運動したくなかったにもかかわらず、運動後は運動して良かったと必ず思うのが不思議です。
これはアドレナリンやドーパミン、セロトニンなどの快楽のホルモンが分泌されるため、気分も上がって運動したくなかったのがウソのようになるのです。
運動することで、得られる効果としては、このホルモンのバランスが整うことがまず一つです。
ストレスなどを感じて、それが長く続いてしまうと、どうしてもホルモンバランスや自律神経が乱れてしまいます。
身体のバランスが崩れているのですから、運動なんてしたくないという気持ちになるのも当然です。
そうなると、睡眠などが乱れてしまうことによって、さらにストレスに悩むような状況を作り出してしまいます。
しかし、運動を習慣にしている場合は、この乱れを正してくれる効果がありますので、仕事でストレスを感じているときや、悩み悲しみなどがある場合は、とりあえず適度な運動を行うことが重要になります。
身体のバランスを、無理やりにでも運動することで整えることができます。
女性はどこを鍛えるべきか?
運動によって鍛えるべきなのは、全身というほかないのですが、アンチエイジングや美容のために女性が鍛えなければならない、鍛えたほうがよい筋肉があります。
まずは、大腿四頭筋、太ももの筋肉です。
この筋肉は、私たちの身体の中でも大きい部類に入る筋肉です。
そしてまたこの筋肉は、加齢とともに衰えやすい筋肉の代表のようなものです。
大腿四頭筋が衰えると、即足腰の衰えになりますので、ここの筋肉を維持しておかないと、加齢によって寝たきりになる可能性もあります。
ですから、大腿四頭筋はできる限り鍛えるようにするのが大切です。
大腿四頭筋のような大きな筋肉を鍛えることは、成長ホルモンを分泌させる効果も期待できます。
運動によって蓄積される筋肉の疲労を軽減させるために、乳酸がたくさん生産されるのですが、この乳酸が脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの分泌を促します。
大きな筋肉を鍛えることで、乳酸の生産も多くなるため、成長ホルモンの分泌をさらに促すことができるのです。
その意味でも、大腿四頭筋はアンチエイジングや美容のために、鍛えなければならない場所ということになります。
そして、女性の場合鍛えたい場所は、下腿三頭筋、つまりふくらはぎの筋肉です。
女性が健康で長寿でいるために、ふくらはぎを鍛えることが効果的なんです。
アメリカやヨーロッパの研究によって、助成がふくらはぎを鍛えることでアンチエイジングできるということが報告されています。
そのため、女性はできればハイヒールを履いた方が良いということになります。
なぜなら、ハイヒールを履くことで、自然にふくらはぎの筋肉を鍛えることができるからです。
ただし、無理に長時間履き続けると、膝や足首に負担がかかりますし、腰痛の原因にもなりかねませんので、体力に合わせた使い方がもちろん必要です。
ハイヒールを履いている女性は、いくつであっても背筋が伸びてきれいに見えるものです。
それはふくらはぎを鍛えているかどうかに理由があったのですね。
ハイヒールは疲れるからいやだ、という場合はウォーキングを取り入れましょう。
ウォーキングをすれば、自然とふくらはぎや太ももが鍛えられますから、一石二鳥です。
ウオーキングの時間を毎日とるという方法も、もちろんお勧めですが、そんな時間は忙しくて作れないという場合は、日常生活でできる限り歩くように心がけましょう。
階段を使う頻度を増やす、一駅分歩いてみるなど、日中の歩く量を増やすことで、ウォーキングの効果は期待できます。
ある実験では、ウォーキングを30分行うだけで、成長ホルモンの分泌が確認できるという報告があります。
日常生活の中で、歩くことを意識すれば30分程度は歩く時間が増えるはずです。
また、電車通勤の場合には、一駅前で降りて徒歩でオフィスに向かうというのも有名な運動方法ですが、当然効果は抜群です。
しっかりと速めに歩くことがコツですが、もちろんオフィスについたときに疲労困憊という状態になるほどに早歩きをする必要はありません。
少しだけきついな、という程度で歩いてオフィスに向かうと、しっかりと運動ができます。
さらに、オフィスにつく頃には、有酸素運動の効果で集中力が増している状態になりますので、仕事を始めるのにとても良い状態になっているはずです。
もちろん記憶力もアップする効果がありますので、創造的な仕事をする場合でも効果を発揮してくれそうですよね。
まとめ
運動嫌いの場合は、男女問わず運動を始めることが最も大変です。
最初は運動したくない、という気持ちが強くで、休んでしまいたくなりますが、なんでもよいから運動しましょう。
そうしている、不思議なことに運動して良かったと感じるようになります。
適度な有酸素運動や筋トレを習慣化することで、この爽快感を味わうことができますよ。
逆に、運動しなければならないとわかっているにも関わらず、運動をしないという場合は、それが罪悪感になってしまいませんか?
そのような気持ちで過ごすことは、自分で自分をストレス状態にしているようなものです。
運動をしなければならない、した方が良いと思っているとしたら、どんな簡単な方法でもよいので運動をしてしまいましょう。
運動を習慣化するためには、本当に小さなことから始めるだけでよいのです。
問題は、それをしっかりと継続できるかどうか。
習慣化のテクニックは、上のリンクから参考にしていただけると、運動をどのように習慣化していけばよいかがわかると思います。
運動しない罪悪感よりも、運動した後の爽快感の方がよほど素晴らしいですよ。