読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

ストレス、緊張に上手に対応するための2つの方法。それはアンチエイジングにも重要だった。

ストレスでドキドキする

 

ストレスを感じで、心拍数が爆発的に上がることって誰にでもありますよね。

 

大勢の前でスピーチをしなければならない、明日は大事なプレゼンがある、明日は就活で面接がある・・・

man and two women sitting beside brown wooden table close-up photography

 

ストレスがかかる瞬間というのは、これ以外にも本当にたくさんありますよね。

 

当然人間関係からくるストレスなどもたくさんあるのが現代社会です。

 

心臓が特にドキドキするのは、やはり緊張したときですよね。

 

私の場合

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私の経験からお話しすると、大勢の前でスピーチなどをしなければならないときには、本当に心臓がドキドキして、落ち着け落ち着け、と心の中でつぶやきますが、そんなことはお構いなし、ますます心臓の鼓動が早くなっていきます。

 

さらに手足の先は冷たくなっていくし、脚は震えてくるし、状況を改善しようとするけれど、身体は全く私のいうことなど聞いてはくれません。

 

人の前に立つ瞬間が、緊張マックスなようで、心臓の鼓動が最大になって、もうどうしようもない状況だと思ってしまいます。

 

話し始めた時には、最高潮の緊張感も数分たてば落ち着いてくるので、そこで安心してくるわけですが、始まるまでのすさまじい緊張感は、本当に何とかしたいといつも考えてしまいます。

 

緊張、ストレスの原因

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ここで少し緊張すると「ドキドキ」するのはなぜなのか、ということを考えてみたいと思います。

 

敵を知ることで何とか改善策が見えるかもしれませんからね。

 

緊張やストレスに立ち向かうためには、まずそれが何か、それが私たちにどういった影響力を持つのかを理解しておくということがとても大切でしょう。


まずあなたの身体には、「HPA軸(視床下部・下垂体・副腎軸)」と呼ばれるシステムが備わっています。

 

HPA軸は脳の深部にあるH(hypothalamus)つまり視床下部から始まっています。

 

そして、脳が何らかの脅威を感じると、視床下部がホルモンを放出してHPAのPである下垂体(pituitary)を刺激します。

 

すると下垂体が別のホルモンを放出し、そのホルモンが血流によって運ばれ、HPAのAである副腎(adrenalgland)を刺激します。

 

それを受けて副腎は「コルチゾール」というストレスホルモンを放出し、そのために心臓の鼓動が早くなります。


この一連の反応は、本当に一瞬のうちに起きます。

 

叫び声が聞こえてから血液中のコルチゾールが増えて心拍数が上がるまで、ほんの1秒ほどしかかからないのです。

 

これは、脅威に遭遇したときに、一瞬で反応できるようにするための反応です。

 

ですから、1秒程度で心拍数が上がるというのは、それはそれは理想的な反応なわけです。

 

誰か鉄砲を持っている人が、自分の前に現れた時に、一瞬で反応して逃げるためには、この反応がなければとてもできることではありません。

 

しかしですよ、大勢の前で話したりするということは、脅威ではないですから、できれば落ち着いて話がしたいわけですよ。

 

また、面接などの時も緊張しないで、しっかりと自分の実力を発揮したい。

 

人生がかかっている試験などがあれば、そこでも実力をいかんなく発揮したい。

 

どうやらこの反応には、そのような違いを認識することは今のところできないようですね。

 

対処法

 

この緊張やストレスに対応する方法とはいったい何があるのでしょうか?

 

練習

 

対処法としては、一つはいくら緊張しても、ストレスがかかっても最高のパフォーマンスができるように、しっかりと練習しておくということが重要ですね。

 

緊張してもしっかりと全力を出せるように、何度も練習しておくことがとても大切ということになります。

 

スピーチの達人と言えばだれを思い浮かべますか?

 

私はやはりスティーブ・ジョブズです。

 

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ジョブズは自信を持って気楽にプレゼンテーションをしているように見えますよね。

 

その秘訣は・・・・何時間もの練習にあるのだそうです。

 

正確に言うと一日何時間もの練習を何日も何日もするからだそうです。

 

あの、スティーブ・ジョブズですら、それだけの練習が必要であるということですから、私たちも当然それぐらい、いやそれ以上の練習が必要でしょう。

 

運動

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そしてもう一つの対処法が運動です。

 

先ほどのストレス、緊張に対する身体の反応を見るとわかると思いますが、ホルモンの一つ「コルチゾール」の働きこそ、心臓をドキドキさせるものの正体です。

 

ストレスに、緊張に上手に対応するためには、このコルチゾールの脳への影響を減らすことがとても重要です。

 

そのためには、運動することがとても重要です。

 

そのメカニズムを考えてみましょう。

 

まず、ランニングやサイクリングを行うことで、それを行っている間はコルチゾールが増えていきます。

 

なぜなら、運動しているという状態は、身体に負荷をかける行為ですので一種のストレス状態になるのです。

 

また、運動中に筋肉をしっかりと動かすためには、血液を筋肉に速やかに届ける必要があるために、心臓の鼓動はや歯くなります。

 

この時もコルチゾールが働くわけですが、この働きは正常なものだということはすぐにわかりますよね。

 

身体をしっかりと動かすために絶対に必要な反応ですから。

 

しかし、運動が終わった後には、身体はこのようなストレス反応を必要としないために、コルチゾールの分泌量は減り、さらにランニングなどの運動を始める前のレベルにまで下がっていくのです。

 

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そして、ここからが重要なことなのですが、定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えている時でも、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなってくるのです。

 

運動によって、コルチゾールの分泌量を手なずけることができるわけですね。

 

運動によって、特に30分程度続けることによって、爽快感を得ることが誰にでも来ますが、さらに身体を動かすことで日々のストレスに対する抵抗力がついてい来るということになります。

 

まとめ

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運動のメリットは計り知れないものがありますね。

 

今までもアンチエイジングや美容、健康促進のためには運動は必須ですということをお伝えしてきましたが、今回の例でさらに重要であることが分かったのではないでしょうか?

 

なぜなら、現代社会に生きている限り、ストレスの対処法というものが必須であると実感しているはずですから。

 

運動することで、アンチエイジングや美容に磨きをかけるとともに、ストレスに対しても上手に対応できるようになるわけですから、今から早速運動を始めましょう。