読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

パイナップルっておいしいけど健康への効果は?

パイナップルは健康に良い?

pineapple on white surface

パイナップルがおいしい季節は、やはり夏ですよね。

 

パイナップル自体が、熱帯の地方でたくさん栽培されていることからもわかるとおり、やはり夏が一番おいしい果物になります。

 

いろんな種類がありますが、パイナップルの旬は初夏から夏にかけてのようです。

 

とはいえ、今ではスーパーなどでは一年中買うことができますので、旬なんてあまり意識していないかもしれませんが。

 

私はパイナップルは好きなのですが、スーパーなどでは買うことを少し躊躇してしまいます。

 

理由は単純にパイナップルが大きいからです。

 

おいしいので買いたいのですが、葉の部分も大きいですし、実の部分も大きいので持ち帰るのが大変です。

 

それを我慢して買って帰ると、パイナップルを存分に楽しめることはわかっているので、頻繁に買って帰りたいというのが正直なところです。

 

パイナップルの成分

 

そんなパイナップルですが、健康への効果はどうなのでしょうか?

 

果物なので、きっと身体によい栄養がたくさんあるのだろうと思って調べてみました。

 

そうすると、やはりたくさんのアンチエイジングや美容に良い成分がたくさん含まれていましたよ。

 

ビタミンB1

 

パイナップルにはビタミンB1がたくさん含まれています。

 

ビタミンB1は、糖質の代謝の過程でとても重要な役割を果たすものです。

 

簡単に言ってしまえば、糖質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンです。

 

糖質は私たちの身体には必要不可欠な栄養であり、日々の活動にとても重要なものであるということは誰もが理解しているところです。

 

しかし、ビタミンB1が不足してしまうと、糖質を上手にエネルギーに変えることができないことになります。

 

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そうなると、当然体中でエネルギー不足になってしまうため、疲れやすいとか、なんとなく身体がだるい、というような状況になってしまいます。

 

臓器を動かすエネルギーも当然不足してしまいますし、肌を健康に保つためのエネルギーも不足することから、アンチエイジングどころの話ではなくなってしまいますね。

 

そして、ビタミンB1が著しく不足すると、かつては国民病と言われていた脚気という病気になってしまいます。

 

脚気になるまでビタミンB1が不足するということは、現代社会ではあまり考えられないことですが、なんとなく疲れが取れない、だるいという場合はビタミンB1が十分にとれていない可能性がありますね。

 

また、ビタミンB1が不足すると当然夏バテのような状態になって、食欲もなくなってくることがあります。

 

そんなときにも、さわやかな酸味と甘みのあるパイナップルは食べやすい果物ですので、ビタミンB1補給のためにパイナップルを食べてみるとよいかもしれませんね。

 

ビタミンC

 

パイナップルにはビタミンCが豊富に含まれています。

 

パイナップルのあのさわやかな酸味は、このビタミンCからきているものです。

 

そのビタミンCですが、私たちの身体の酸化を防いでくれる抗酸化作用があります。

 

身体の酸化は、俗にいうサビですから、老化を進めてしまう現象になります。

 

サビている鉄を見て、ああ、丈夫でしっかりとしているな、とは決して思わないですよね。

 

私たちの身体も同じで、サビてしまうといろんな不具合が身体の中に出てきてしまいます。

 

そんなサビを、ビタミンCは防いでくれるのですね。

 

そして、ビタミンCは、美肌にも必須のビタミンとなります。

 

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肌の健康にはコラーゲンが重要であるということは、今では常識になっているのではないでしょうか?

 

ちなみに、コラーゲンは食べることでは、体内に吸収されないものであり、私たちの身体が栄養を基に生成しているのだそうです。

 

そのコラーゲンを生成する過程で、ビタミンCはとても重要な働きをしているのです。

 

肌も酸化することで老化が進みますが、それをビタミンCの抗酸化作用で予防してくれますし、さらにコラーゲンの生成もビタミンCが助けてくれる。

 

それを考えると、美肌にはパイナップルがとても効果的ということが言えそうですね。

 

また、ビタミンCはストレス解消のためにも重要なビタミンです。

 

人はストレスを感じると、抗ストレスホルモンを体内に作りますが、その時にビタミンCが大量に消費されると言われています。

 

ストレスを感じやすい場合は、パイナップルでビタミンCの補給が必要かもしれませんね。

 

ブロメライン

 

パイナップルには、ブロメラインという成分が含まれています。

 

このブロメラインは、たんぱく質を分解する酵素で、たんぱく質分解酵素と呼ばれています。

 

酢豚にパイナップルが入っているのをよく見ると思いますが、それは酢豚に入っている肉をブロメラインの効果で柔らかくしようとしているのが理由だそうです。

 

ただし、ブロメラインは熱に弱いため、できるだけ加熱をしないほうが良いようですが。

 

パイナップルを食べることで、このブロメラインの効果を取り入れることができるために、お肉などを食べた後は、たんぱく質分解酵素の働きで、素早くタンパク質を消化吸収できると言われています。

 

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肉料理などを食べた後に、パイナップルをデザートにすると、とてもよさそうな気がしますね。

 

食物繊維

 

パイナップルには食物繊維も豊富に含まれています。

 

食物繊維は、まずは糖質の吸収をスムーズにしてくれますので、老化の原因の一つである血糖スパイクを防ぐ効果があります。

 

そして、食物繊維は腸内環境を整えてくれるため、アンチエイジングや美容には絶対に必要な成分です。

 

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腸内環境を整えることは、身体の老廃物をスムーズに排出することができるようになります。

 

身体のデトックスのほとんどは、排便から行われていると言われています。

 

腸内環境が悪化することで、便秘になって便が体内に長時間残るようになってしまうと、本来は排出されなければならない老廃物が体内に長時間残ることになります。

 

そんな状態が健康やアンチエイジング、ましてや美容に良いはずがありませんよね。

 

食物繊維は、腸内で水分を含むことで大きくなり、便の量を増やすことで便通を改善してくれるありがたい効果があります。

 

そして、食物繊維は腸を適度に刺激して蠕動運動を活発にし、その結果便通を整えてくれます。

 

さらに食物繊維は、腸内の善玉菌の餌になることで、腸内の善玉菌を増やしてくれる効果があります。

 

その結果、腸内環境がさらに整ってしまうというわけです。

 

そんな食物繊維がたくさん含まれているパイナップルを食べないわけにはいかないですよね。

 

しかも、そのパイナップルがとてつもなくまずい食べ物であれば、それはもう拷問ですが、パイナップルはおいしく食べることができますから、全く問題ないですよね。

 

あっ、パイナップルが嫌いな人は、別の食材から食物繊維を摂りましょう。

 

注意点

 

パイナップルのこれらの成分を効果的に摂るためには、やはり生のパイナップルを切って食べるのが一番良い方法です。

 

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自分で切るのが面倒だという場合は、スーパーなどでカットパインを買ってくるというのも良いのですが、やはり切ってその場で食べたほうがおいしさが倍増するように私は感じます。

 

熱を加えると減ってしまう成分もありますので、できるだけ生に近い状態を楽しむのをお勧めします。

 

まとめ

 

パイナップルはおいしいだけではなく、健康に良くアンチエイジングに効果的な成分が本当にたくさん含まれていましたね。

 

暑い季節に食べることで、食欲増進の効果も期待できるパイナップルは、やはり夏を元気に乗り切るために必要な果物といえそうです。