読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

歯周病が身体に与える悪影響。それは腸内環境にも及ぶものです!

口の健康が老化を止める

 

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歯の健康、そして口の中の健康というのは、アンチエイジングや美容にはとても重要になってきます。

 

そして、もちろん健康を促進したり維持したりするためにも、口の中の健康はとても重要です。

 

歯の健康を失ってしまうと、老化がかなり進んでしまうと言われています。

 

考えてみるとわかると思うのですが、例えば歯を失ってしまうと、自分が食べたいものが食べられない、というような状況になってしまいます。

 

食事が自由にできない、ということになると人生の楽しみを失ってしまうような気がしてしまいますね。

 

実際に入れ歯になった人が、一気に老けたということもよく聞かれることです。

 

入れ歯もしっかりと自分に合ったものを作ることができれば、食事も十分に楽しめるようですが、自分の歯で食事するということはいつまでも続けたいと思いますよね。

 

食事の面からも、やはり歯や口の中の健康はとても重要であるということです。

 

歯周病に注意

 

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歯の健康については意識している方が多いように感じますが、歯周病に関してはあまり意識されていない方が多いようですね。

 

しかし、歯周病も老化を進めてしまう要因の一つです。

 

アンチエイジングや美容を効果的にするためには、歯周病には要注意です。

 

歯周病は、健康な歯を失う原因になってしまうことで、老化を進めてしまう可能性があります。

 

そして、さらに歯周病菌は私たちの腸内環境に影響を与える可能性があります。

 

最近の研究で腸内環境への悪影響がわかってきているようです。

 

食べ物や飲み物を飲み込むと、当然ですが唾液などと一緒に口の中の細菌も胃や腸に流れ込んでいくことになります。

 

普通に口の中にいる最近はそれほど強くないため、腸内まで届くことは内容なのですが、歯周病菌に関しては別です。

 

歯周病菌はとても強く腸内にまで流れ込んでしまうことがあります。

 

その結果腸内に歯周病菌が住み着いてしまい、腸内環境を大きく乱してしまうことになります。

 

歯周病菌は口の中でもよくない働きをする悪玉菌と考えられますが、当然腸内でも悪玉菌として活躍し始めます。

 

腸内に歯周病菌が入り込んでしまうと、腸内環境が悪玉菌が優位な状態になってしまう可能性があり、そうなると身体のあちこちに悪影響を与えるようになってしまいます。

 

それはなぜかというと、歯周病菌が腸内で増えると、善玉菌によって守られていた腸内のバリア機能が低下してしまいます。

 

そうなると歯周病菌から放出される毒素がたくさん血液中に流れ込むようになり、身体の隅々に毒素が運ばれてしまいます。

 

その結果、身体のあちこちで炎症が起こってしまう可能性があるわけです。

 

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例えば、血管に炎症が生じてしまうと、ダメージを受けた血管を修復するために様々な活動が行われますが、その結果血管の内側に障害が発生したり、血管に酸化した脂質がへばりついてしまったり、血栓ができてしまうこともありえます。

 

そうなると、動脈硬化などの原因となりますし、さらに心筋梗塞脳梗塞の原因ともなりえるわけです。

 

もちろん悪影響は血管だけに現れるわけではないので、体中に悪影響が出てきます。

 

最近の研究では、歯周病は、2型糖尿病、関節リュウマチ、肥満、非アルコール性脂肪肝、そしてガンなどの原因となると報告されているものがあります。

 

腸内環境を整えるために「腸活」を行っている方は多いと思います。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

腸内の善玉菌を増やすために、ヨーグルトや味噌などの発酵食品を食べたり、運動を習慣にしたり、様々な腸活に取り組むことはとても重要です。

 

しかし、それに加えて歯周病にならない、健康な歯をいつまでも維持するために、口腔衛生についてもしっかりと考えることが、腸活にはとても重要になりますね。

 

歯も老化する

 

気が付かない方が多いようですが、歯や歯茎も老化します。

 

お肌の曲がり角というと、25歳ぐらいというイメージだと思いますが、歯に関しては30歳以降が曲がり角だと言われています。

 

そのため、30歳以降には歯と歯茎のケアはとても重要になります。

 

まず、30歳以降になると歯の黄ばみや汚れが気になるケースが多くなります。

 

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それは、加齢とともに唾液の分泌が少なくなるために、歯の表面が唾液によって効果的に掃除できなくなってしまうために、食べ物や着色物質のようなものが歯に長時間残ってしまうことが原因です。

 

さらに歯は毎日使っているので、目に見えない細かな傷がたくさんできてくるのですが、その傷は当然年齢を重ねるごとに増えていくことになります。

 

その傷にも食べ物などが引っかかることで汚れの原因となることがあります。

 

また、加齢とともに歯茎が下がってしまいますので、歯と歯茎の間が広がり、そこに食べ物の残りなどが詰まりやすくなり、それが歯周病の原因となってしまうことが多いです。

 

そのため、加齢とともに益々歯周病になるリスクが高くなっていくことになりますから、しっかりとした歯と歯茎のケアが必要になるわけです。

 

歯と歯茎のケアには何をする?

 

まず自分で行う必要がある口の中のケアは、やはり歯磨きです。

 

歯をしっかりとキレイに磨くことが、健康な歯と歯茎を守るためには基本中の基本です。

 

しかし、歯を磨くときに、ものすごく力を入れて歯ブラシで歯をこすっている方がいらっしゃいますが、これでは上手に磨けません。

 

力を入れすぎる方は、歯ブラシを鉛筆のように持つようにして、力を入れすぎないようにする工夫が必要ですね。

 

そして、歯磨きは歯ブラシだけで行うのではなく、必ずデンタルフロスを使うことが重要です。

 

歯の表面の汚れは、唾液などで自然に落とすことができるものもあるのですが、歯間の汚れは自然に落ちることはまずありません。

 

そのため、歯間には食べ物の残りや細菌などが残ってしまうことになり、それが歯周病の原因となって、歯と歯茎の健康を損なってしまうことになりかねません。

 

また、歯周病菌はどうも空気を嫌う性質があるようで、空気にできるだけ触れないようにするために、歯の間に隠れようとするそうです。

 

そうなると、歯間は歯周病菌でいっぱいになってしまう可能性がありますね。

 

歯周病菌が歯間で増えてしまって、歯周病が悪化してしまうと、先ほどのように腸内環境がダメージを受けてしまうことになりますので、デンタルフロスを使って、しっかりと歯間をきれいにすることがとても重要です。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

歯の定期健診

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歯医者さんに行くときは、虫歯でいたくなったときだけ、という方が多いのではないかと思います。

 

しかし、できれば歯医者さんには定期的に通って、歯と歯茎の健康をチェックしてもらうようにすることをお勧めします。

 

半年に1回、少なくとも1年に1回は、何も問題を感じなくても歯医者さんに行った方が良いでしょう。

 

なぜかというと、デンタルフロスを歯磨きで使う人、そして歯の定期健診を受けている人は、そうでない人よりも死亡率が低いという研究報告があるからです。

 

歯周病が身体に与える影響を考えてみると、この結果にもうなずけますよね。

 

デンタルフロスはそれほど高価なものではないですし、歯の定期健診も保険適用ですから、これまたそれほど経済的な負担はありませんね。

 

それで死亡率が下がるという報告があるのですから、毎日の習慣にしていくしかないでしょう。

 

まとめ

 

歯と歯茎の健康は、健康に驚くほど直結しているようです。

 

そして、当然ですがアンチエイジングや美容にも直結しています。

 

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最近お肌の調子が悪いわ~、と感じている場合、毎日の生活の見直しをする必要があるわけですが、その際は歯と歯茎の健康もしっかりと維持できているかも見直す必要がありそうですね。