読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

睡眠は大切!しかし寝過ぎがもたらす弊害があります。

寝過ぎてだるい理由とは

 

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睡眠はとても大切なものなので、しっかりと睡眠時間を確保する必要があります。

 

一般的には6時間以上は最低でも寝るべきと言われていますが、私個人の意見としては7時間以上寝るべきなのではないかと思います。

 

単純に私が寝るのが好き、ということもありますが、やはり7~8時間寝られた日は、実に活動的で良い日を過ごすことができると感じています。

 

しかし、あまり長い時間寝てしまうと、逆にだるさを感じてしまうことがありますよね。

 

睡眠は大切なのですが、あまりに長く寝てしまって、寝過ぎてだるさを感じる原因は自律神経にあると言われています。

 

自律神経については、こちらを参考にしてみてください。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

起きたときに副交感神経が優位に

 

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朝、目が覚めると交感神経が優位になっていき目が覚めていく、というのが身体の反応になります。

 

逆に睡眠は副交感神経が働くことで起きる生理現象になります。

 

そして、そこから考えると、いつもよりも寝過ぎてしまうと副交感神経が優位な状態が長く続くことになりますよね。

 

副交感神経は寝ているときに働くことからわかると思いますが、副交感神経は心身をリラックスさせる働きがあります。

 

そのため、本来起きなければいけない時間に、この副交感神経が優位になると、だるさや倦怠感、眠気が生じるようになるというわけです。

 

つまり、寝過ぎたことで副交感神経が過度に優位になっている状態ですから、目が覚めてもだるさを感じてしまうわけです。

 

そのほか寝過ぎてだるさを感じる場合


副交感神経が優位になる以外にもだるさを感じる原因は、もちろんたくさんあります。

 

例えば、長時間睡眠を取ったことで、体が一定の姿勢で固定され特定の部位に負担が集中することになります。

 

そして睡眠時に腰や肩などに負担が集中することで、その周辺の筋肉組織の血流が悪化し、疲労物質が蓄積していきます。

 

寝すぎてしまったときに、腰のあたりがだるかったり、少し痛かったりするのは、睡眠時に負担が集中してしまうことで起こっていたのですね。

 

寝過ぎの弊害とは


たまたま寝過ぎてしまった、という場合のだるさは基本的に一時的なものと考えてよいようです。

 

目覚めていろんな活動をしていると、自然とそのだるさが消えていくことが多いです。

 

このだるさ自体に体への悪影響はほとんどないと言われていますので、それほど深刻に考える必要もありませんが、他の寝過ぎたことによる弊害が出てくることがあります。

 

寝すぎたことからくる弊害について少し見ておきたいと思います。

 

生活のリズムが乱れる

 

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当たり前の話してですが、長く睡眠時間を取って、普段起きる時間よりも遅く起きてしまうと生活リズムが乱れてしまいます。

 

夜眠くなるという身体の反応は、起床してからおよそ15時間後に現れてきます。

 

6時に起きたら21時ころ、7時に起きたら22時ころということになりますね。

 

しかし普段起きる時間より遅く起きると、当然ですが、眠気が生じる時間が後ろにずれてしまうことになります。

 

休日だから、普段よりも長く寝てしまうと夜に眠気がなかなか来ないで次の日の睡眠不足につながることって誰でも経験がありますよね。

 

月曜日の朝はいつも寝不足、ということを感じている場合は、休日の睡眠を改善する必要があるかもしれませんね。

 

休みの日だからと言って長く寝たりしないで、普段と同じ時間に起きることが身体のリズムのためにも重要なことになります。

 

頭痛が起きることがある


こめかみのあたりにズキンとした痛みが生じる偏頭痛、原因は脳の血管が拡張して、三叉神経を刺激することと考えられています。

 

もちろんこれがただ一つの原因ということではありませんが、血管の拡張は副交感神経が優位になると起こります

 

リラックスするのが副交感神経の働きですので、当然血管もリラックスして拡張することになりますね。

 

寝すぎは副交感神経が優位になりやすいため、この片頭痛が起きやすい状態となってしまいます。

 

もともと片頭痛を持っている人は長く寝過ぎると、片頭痛を誘発してしまう可能性があるということが指摘されているため、片頭痛持ちの方は注意が必要ですね。

 

太りやすくなる


睡眠時間が長くなると、その結果として日中に活動する時間が少なくなってしまいますよね。

 

そのため活動量が減少すると消費カロリーが少なくなり、太りやすくなってしまう確率が高くなります。

 

さらに、週末や休みの日は平日よりもお酒を飲んだり、午後のおやつを楽しんだりと摂取カロリーが多くなったりしないでしょうか?

 

そうすると、ますます太りやすくなる、ということは説明する必要もないですよね。

 

ですから、休日に寝過ぎてあまり活動しないまま摂取カロリーを増やすと太りやすくなってしまいますので、その意味でも注意するべきだと思います。

 

寝すぎてしまう原因とは

 

寝すぎてしまう原因は、たくさんあるためこれが正解というものはないです。

 

まず、休日は朝いつまでも寝てよい、という気持ちがどうしてもできてしまいますので、いつも通りの睡眠をとるためには、朝気持ちよく起きられる工夫のようなものが必要になりそうですね。

 

目覚ましとテレビを時間差でかけるなどすれば、比較的目覚めやすくなります。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

朝の目覚め方などについてはこちらを参考にしてみてください。

 

 

睡眠負債

 

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しかし、寝すぎの原因として気をつけなければならないものがあります。

 

それは睡眠負債です。

 

睡眠負債は慢性的な睡眠不足がたまっていくことによっておこるものです。

 

普段から十分な睡眠時間を確保することは、健康やアンチエイジングにとても重要なことなのですが、それが十分に確保されなければ、当然借金のように悪影響がたまっていってしまいます。

 

そして、いくら寝ても良いと感じてしまう週末や休日に、いつもよりも寝すぎてしまう、ということが起こるわけです。

 

そして、さらに身体の不調を感じるということになってしまいますので、どうしても休日に寝すぎてしまう、という方は寝すぎという現象を問題視する前に、普段の睡眠がしっかりと取れているか、ということを確認する必要があるということですね。

 

平日は睡眠負債で頭がぼーっとしたり、体調がすぐれない、という状況であるにも関わらず、休日に寝すぎてしまって、これまた身体がだるかったり、片頭痛、腰や肩の痛みなどに悩まされるとなると、もう踏んだり蹴ったりということになりますよ。

 

休日に寝ても、体調がすぐれないという場合は、まずは平日の睡眠時間を確保することを心がけてください。

 

そして、睡眠負債は寝だめで解消することはできない、という事実も理解しておかなければ、いつまでたっても休日に睡眠不足を解消しようという気持ちが抜けないかもしれませんので、注意してください。

 

まとめ

 

睡眠というのは、十分にとる必要があるのはもちろんですが、あまりに長すぎても良くないということですね。

 

休日に睡眠をいつもよりも長く取るという方は、寝すぎてしまうことが多いと思いますので注意が必要です。

 

休日に1時間程度長く寝るということであれば、それほど弊害もないように思いますが、基本はやはり毎日の規則正しい生活であり、規則正しい睡眠時間です。

 

睡眠不足は休日の睡眠では取り戻せないということを理解して、日々の睡眠も十分にとれるようにしたいですね。