読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

睡眠のリズムを崩さない ハーブティーでアンチエイジング

身体のリズムについて

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私たちの身体には、私たち自身があまり自覚していませんが、リズムがあります。

 

なぜなら、人間の生理機能のほとんどは、周期的に変化する「生体リズム」に基づいているからです。

 

血圧、脈拍、呼吸、体温....すべてにリズムがあります。

 

例えば血圧は、24時間血圧計で血圧を測定してみると、血圧は朝起きてから徐々に上昇し始め、活動する日中に高くなります。

 

日中の活動を活発にするために、血圧が上がっていくようになっています。

 

そして、夜になるにつれて下降していき、睡眠中は更に下降します。

 

覚醒から睡眠までのリズムに合わせて、血圧は変動しているのです。

 

このような血圧の一日の変動パターンを「日内変動」といいます。

 

血圧以外でもホルモン分泌や、腸管の動きなどにも当然リズムがあります

 

身体はそういうリズムの組み合わせで、日々活動しているのです。

 

しかしながら、何かの理由でこのリズムの乱れが生じると、生理機能が阻害され、健康や生活に支障が出ることがあります。

 

睡眠と覚醒も、生体リズムで変動していることは、きっと誰もが一度は耳にされたことがあると思います。

 

わかりやすいのが時差ぼけです。

 

海外旅行や海外出張で体調が乱れるのは、身体のリズムが時差によって突然狂わされてしまうことが原因になります。

 

身体に備わったリズム


では、私たちの身体には、他にどのようなリズムがあるのでしょうか?

 

  • 概日リズム


ヒトの生活や健康にもっとも密接にからんでいるのが、「サーカディアンリズム(circadianrhythm)=概日リズム」です。


1日周期、おおよそ24時間周期のリズム。

 

正確には24時間よりも、少し長い周期のリズムです。

 

これは、地球の自転に伴う環境変化に追応するために、生き物が獲得した生理システムだと言われています。

 

睡眠・覚醒リズム、血圧、体温、ホルモンの生成・放出などは、みんなサーカディアンリズムによるものです。

 

  • ウルトラディアンリズム


サーカディアンリズムよりも短い周期が「ウルトラディアンリズム(ultradianrhythm)」。


1分以下の周期の心拍、呼吸、腸の蠕動運動などのほか、数十分から数時間のリズムを刻むものです。

 

ノンレム睡眠レム睡眠の組み合わせからなる睡眠周期の90分前後(人によってかなり開きがあり)も、ウルトラディアンリズムによるもののひとつです。

 

  • 概月リズム

 

「サーカルナルリズム(circalunarrhythm)=概月リズム」は、月の満ち欠けに依拠する約1カ月のリズム。


たとえば、女性の月経周期がそうです。

 

あるいは、サンゴの産卵は満月の夜といわれるように、生殖システムはサーカルナルリズムに関係していることが多いです。

 

  • 概年リズム

 

「サーカニュアルリズム(circannualrhythm)=概年リズム」というのもあります。


鳥の渡り、植物の開花、動物の冬眠のような季節変化は、約1年という単位のリズムによるものです。

 

桜の開花のなども、概年リズムによるものです。

 

ヒトの場合も、冬になるとうつ状態になる「季節性感情障害」のような症状がありますが、これはサーカニュアルリズムに関係しています。


人間のみならず、地球上で生活している生物は、こういったリズムで環境変化に同調する仕組みを体内に備えることで、適応して生き残り、進化することができたのです。

 

これらのリズムは、脳の視床下部という進化的に古い脳の部位でコントロールされています。

 

そのリズムが侵されると生存に影響するだけに、気象の変動などで簡単に乱れないよう強固なものとして刷り込まれています


睡眠と覚醒についても、こうした生体リズムのひとつという視点で捉えることが大切であり、またそのリズムを崩さないということも重要です。

 

睡眠のリズムを崩さない

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睡眠はさまざまなリズムに絡んでいることが、わかっているのですが、それだけに睡眠のリズムを崩してしまうと、様々なところに悪影響が出てきてしまいます。

 

ですから、睡眠のリズムはできるだけ一定にすることが望ましいのです。

 

しかし、睡眠のリズムは、本当に崩れやすく、しかもそれに気が付かないということも多いですから注意が必要です。

 

ハーブティー

photo of clear glass mug

 

コーヒーが好きで、一日に何杯も飲むという方が多いですね。

 

仕事中はいつもコーヒーを飲んでいるということも多いでしょう。

 

私もコーヒーが好きで、一日に何杯も飲んでしまいます。

 

コーヒーは、様々な健康への好影響が報告されています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

ですからぜひ飲むべきではあるのですが、カフェインが含まれているということから、飲み方、飲む時間には注意が必要です。

 

カフェインは、夜飲むと神経を刺激して眠れなくなってしまい、睡眠のリズムを崩してしまうことがあります。

 

そうならないためにも、カフェインの影響をさけるため、夕方の6時以降は、なるべくコーヒーを飲まないようにするのが良いと言われています。

 

しかし、コーヒーを我慢するのはストレスだ、という方がいらっしゃるでしょう。

 

その場合は、何か別の飲み物を飲むことをお勧めします。

 

中でもお勧めなのは、ハーブティーです。

 

カモミールティーなどのハーブティーは、カフェインが含まれていないので、6時以降に飲んでも睡眠に影響することはありません。

 

しかも、ハーブティには、AGEs(糖化最終生成物)の生成抑制作用を持つ成分が含まれているものがあるので、糖化ストレスを抑えたいという場合には、最適の飲み物です。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

先ほどのカモミールティは、糖化ストレスを抑える働きがあるため、かなりお勧めです。

 

ハーブティーを飲むと、いつもよりもぐっすり眠れるという方がいらっしゃいますが、リラックス効果が高いと言われるハーブティーですので、その効果も期待できます。

 

ハーブティーを楽しむときには、いろいろな効果を確かめながら飲むということも良いのですが、一番大切なのは、自分が好きなハーブティーを飲むことです。

 

私のお気に入りのハーブティは、カモミールティの他には、ルイボスティが好きです。

 

ほのかな甘みを感じるルイボスティは、リラックス効果も感じることができて、とても良いハーブティだと個人的には思っています。

 

healthyounger.hatenablog.com

 

アフリカでは不老長寿のお茶として、一般的にも広く飲まれているそうです。

 

まとめ

 

コーヒーや紅茶、緑茶などの飲み物は、健康への好影響がたくさん報告されています。

 

アンチエイジングの効果や、美容への効果も報告されている飲み物ですから、上手に取り入れていきたいものです。

 

そのためにも、人体のリズムを理解して、それに合わせた飲み方が重要になります。

 

夕方以降な飲まない、ということを決めた場合は、そこからは飲まないようにする必要があるのですが、そこで我慢するのはよくありません。

 

我慢することがストレスになってしまっては意味がありませんから。

 

そこで必要になるのは、変わりの飲み物です。

 

今回ご紹介したハーブティーは、安眠のためにたくさんの方が愛飲されているようです。

 

ハーブティーはたくさんの種類がありますから、自分に合うものを探してみるということも、楽しい過程になるかもしれません。