アボカドスムージーでおいしく健康になりたい
朝にアボカド
アボカドは、森のバターと言われるほどに栄養価が高い食材です。
特に女性に人気がある食材というイメージがありますが、男性も好きな方って多いですよね。
アボカドはそのまま食べてもおいしいのですが、スムージーのようにして飲む方もいたり、ジュースにして飲んだりするのもお勧めです。
私がお勧めしたいのは、アボカドスムージーですね。
アボカドを効果的に摂ることができますので、朝の忙しい時とか食事の準備をする時間がないようなときに、さっと作ることができますので便利です。
それでいて栄養価もかなり高いので、手間をかけずに作れるのは本当にありがたいです。
おすすめのアボカドスムージー
アボカドスムージーは、いろんなレシピが紹介されていますので、自分の好みに合わせて作っていけばよいのですが、私のお勧めはバナナと一緒に作るアボカドバナナスムージーです。
材料はシンプルにアボカドとバナナ、お好みで牛乳や豆乳、水のどれかを選んで作ります。
バナナで十分に甘くなるのですが、少し甘さを足したいという場合は、はちみつを使うとすごくおいしくなります。
それをすべてミキサーに入れてスイッチオンで出来上がりです。
私は豆乳か牛乳を使うことが多いですが、水を使ってプロテインパウダーを入れるという人もいるようです。
私としては牛乳を入れればよいのではないか、と思ってしまいますがそこは各個人が自由に作ればよいので、プロテインを入れたいという方は水とプロテインで作ってください。
スムージーがなぜ良いのか?
私はジュースよりもスムージーの方が良いと思っているのですが、それはスムージーの方が素材のすべてを食べることができるからです。
ジュースの場合は、食物繊維などが入っていないため、とてももったいないことをしていると思います。
食物繊維は、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる効果がありますし、腸内環境を整える効果があります。
ジュースだとその食物繊維が入っていないことから、飲んだ瞬間に血糖値が上がってしまう可能性が高いですし、血糖値が上がるとそれを下げるために大量のインシュリンが分泌されて血糖値を下げます。
下がった血糖値は消えてなくなるわけはなく、脂肪として蓄えられますので、肥満の原因となってしまうわけです。
海外では、100%野菜ジュースが身体に良いと思って、子供にたくさん飲ませた結果肥満になってしまったという実例もありますので注意が必要です。
ジュースも肥満になるほど飲みすぎなければ問題ないと思いますが、せっかく自分で作るのであれば、スムージーで食材すべてを食べるようにしたいですね。
アボカドには食物繊維が豊富に含まれています。
その量たるやすさまじくて、アボカド1個にはゴボウ1本分の食物繊維が含まれています。
アボカドの食物繊維は水溶性食物繊維が多くて、腸まで届くと食物の水分でどろどろに膨らみ、便の量を増やすことによって腸内の老廃物を排出しやすくしてくれます。
便通が整うことで、腸内の老廃物が減り腸内環境が良くなります。
便秘を予防して腸内環境が整えば、大腸がんのリスクが減ったり、美肌効果が高まったりするため、アボカドの食物背にはぜひとも捨てることなく食べたいですよね。
アボカドの効果について
アボカドを食べる、スムージーにして飲むことで得られる効果というのは、本当にたくさんあります。
アボカドスムージーにして飲むという場合は、朝に作って飲むということが多いかもしれません。
アボカドはサプリに匹敵すると言われるほどに栄養が豊富なのですが、良質な脂質も豊富に含まれています。
アボカド半個に含まれる必須脂肪酸は、わたしたちが一日に必要とする量を満たしてくれるとも言われています。
それらの良質な脂質を多く含んでいるアボカドは、肌を乾燥から守ったり、肌や血管をやわらかく保ち、コレステロール値を下げたりするなど、とても嬉しい効果がたくさんあります。
そしてアボカドに含まれている脂質は、血液をサラサラにしてくれる働きもあると言われています。
脂質のバランスが崩れてしまうと、体温のコントロールに問題が出てくる可能性があると言われています。
低体温は免疫力を下げる、太りやすくなるなどの悪影響が出てくる可能性がありますので、脂質のバランスを崩すことは避けなければならないのですが、アボカドがそれを助けてくれそうですね。
そして、アボカドに含まれているこの良質な脂質が、とても嬉しい効果をもたらしてくれます。
それは、腹持ちがとても良いという効果です。
脂質は消化に時間がかかると言われているので、それによって腹持ちが良くなります。
そして、アボカドに含まれている食物繊維もまた、腹持ちが良くなる成分になります。
食物繊維は胃の中で消化されないため、胃壁に糖質が触れることを妨害するような働きをします。
その結果、食物繊維によって糖質が身体に吸収される速度が遅くなる、ということになります。
先ほど食物繊維が含まれていないジュースの場合、血糖値が急激に上がってしまうということをお話ししましたが、それは食物繊維がないため、糖質が直接胃壁に触れてしまうために糖質が一気に吸収されることから起こる現象です。
私たちの身体は非常に精密に、そして貪欲にできているようで、取り込まれた栄養や成分は残らず吸収してやろうという働きをします。
糖質に至っては身体や脳を動かすエネルギーですので、なおさら貪欲に吸収しようとするので、糖質が胃壁に触れた瞬間に一気に吸収してくれます。
すると血糖値が一気に上がって、それを下げようとしてインシュリンが大量分泌されることで血糖値が下がり、その結果またお腹が空くという悪循環を繰り返してしまいます。
朝食で、アンパンやデニッシュのようなパンを食べたり、クロワッサンなどを食べてもすぐにお腹が減ってしまうという経験はないでしょうか?
これらのパンは、カロリーはそれなりに高いわけですが、食べてもすぐにお腹が空いてしまう。
この原因の一つが、血糖値の乱高下にあると言われています。
菓子パンや総菜パン、クロワッサンなどは、それぞれかなりカロリーが高いわけですが、食物繊維がほとんど含まれていないため、すぐに血糖値が上昇します。
そして、それを下げるためにインシュリンが大量分泌されることで、血糖値は一気に下がります。
それが空腹を感じさせる原因になるわけです。
アボカドはそのような状況を防いでくれるため、血糖値の上昇が非常に緩やかになります。
時間をかけて糖質が吸収されていくことによって、空腹を感じることなく、例えばお昼まで過ごすことができるわけです。
アボカドはスムージーにしなくても、サラダのようにしてパンなどと食べることで、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があります。
朝食を毎日食べるけれど、午前中にお腹が空いて仕方がない、という場合は朝食の内容に問題がないか確認する必要があるかもしれませんね。
まとめ
アボカドは森のバターと呼ばれたり、サプリに匹敵すると言われるほどに栄養が豊富に含まれています。
その栄養を効果的に摂るには、スムージーにするというのも一つの方法として覚えておくと良いのではないでしょうか。
もちろんそのまま食べても良いですので、そこはお好みでレシピを考えられると良いと思います。
一つ注意があるとすれば、やはりアボカドの効果を早く感じたいからと、大量に食べてしまうことです。
アボカドは栄養価は本当に高いですが、同じようにカロリーも高い食材です。
1日のアボカドの適量などについては、こちらを参考にしてみてください。