読書好きけんの雑記ブログ(ヘルシー志向強め)

日々思いついたことをシェアしたいと思っています。読書で得た知識も備忘録を兼ねて、わかりやすく感想をアップしようと考えています。

甘い物、白砂糖を食べないようにするためにカロリーゼロのものを選ぶ?それ間違いかも。

甘い物の誘惑

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甘い物がどうしてもやめられない、ということをよく聞きます。

 

甘い物は身体によくないから、控えたいけれどなかなかやめられないというのが問題です。

 

甘いものが好きで、やめようとも思わないという場合は、問題でもなんでもないですからね。

 

甘い物、特に白砂糖がたくさん含まれたものは、食べれば幸せを感じる素晴らしいものですが、食べ過ぎてしまうとやはりアンチエイジングや美容、健康促進には悪影響を与えてしまうものです。

 

ですから、自分で食べる量をコントロールできる状態というのが理想ですよね。

 

甘い物、白砂糖が良くないのは、血糖値が急上昇してしまうということが、まず第一の問題点です。

 

白砂糖は吸収が早いため、すぐに体内に吸収され血糖値を跳ね上げます。

 

その結果、身体は慌てて血糖値を下げようとするため、すい臓からインシュリンが大量に分泌され、血糖値を下げます。

 

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その結果、また低血糖の状態になってしまい、甘いものが欲しくなってしまう。

 

その悪循環に陥ってしまう可能性があるからです。

 

甘いケーキや、カカオ含有量がほとんどないチョコレートなどを食べると、この血糖値が急上昇する現象が起こってしまいます。

 

そして、これらの甘い食べ物は、ミネラルやビタミンなどの栄養をほとんど含んでいない、エンプティ―カロリーと呼ばれる食べ物です。

 

糖質をエネルギーに効果的に変えるためには、ビタミンB群が必要になりますが、体内にあるビタミンB群は、甘い食べ物を頻繁に食べることで、すぐに枯渇してしまいます。

 

そうなると、余った糖質はエネルギーに変えることができないために、脂肪として蓄えられ、それが原因で肥満になってしまい、そこからさまざまな成人病につながってしまう可能性があるわけです。

 

次の食事で調整すればよい?

 

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甘い物を食べたいから、今はケーキを食べて、次の食事で調整しよう、という考えはどうでしょうか?

 

どうしてもケーキを食べたくなったから、ということでその調整を行うことは良いことなのですが、問題はそれが頻発してしまった場合です。

 

次の食事で調整して、その後しっかりと栄養が摂れるのであれば、甘い物を食べても代謝することができます。

 

しかし、何度もケーキを食べたくなったので、次の食事で調整すればよい、ということを繰り返せば、当然必要なビタミンやミネラル、アミノ酸などが足りなくなってしまいます。

 

そうなれば、アンチエイジングや美容など、やっている意味がなくなってしまうかもしれません。

 

栄養不足は生命維持の危機になってしまいますから、生命を維持する活動にエネルギーが配分され、アンチエイジングや美容に回るエネルギーなど残っていないという悲しい状態になってしまうことがあります。

 

ケーキやパフェなどの甘いスイーツは、幸せを与えてくれるとても良い食べ物なのですが、だからといって食べ過ぎるのはやはりよくありませんね。

 

カロリーゼロを選ぶ

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余計な糖分を摂らないようにするために、飲み物はカロリーゼロのものを選んでいるから、甘い物は食べていない、と考えている方がいらっしゃいますが、これはどうなのでしょうか?

 

実は、カロリーゼロのドリンクなどには、白砂糖は使われていないのですが、代わりに人工甘味料が使われています。

 

アスパルテームスクラロースアセスルファムカリウムなどの名前が成分のところに書いてあるはずです。

 

例えば、アスパルテームの甘さは砂糖の200倍ということで、ごく少量で甘みをつけられるため、カロリーを抑えることができているのです。

 

しかし、私たちの身体はその人工甘味料にどのように反応するのでしょうか?

 

人工甘味料が使われ始めてから、あまり年数がたっていないため、十分な研究が内容なのですが、私たちのすい臓の反応は明らかになっているようです。

 

すい臓は私たちが甘みを感じると反応するため、人工甘味料にもインシュリンを分泌すると言われています。

 

インシュリンが分泌されると、血液内の糖を処理するわけですが、肝心の糖が血液内にないわけですから、どうしてよいかわからず、身体にはストレスがかかってしまいます。

 

その状態が長く続いてしまうと、インシュリンの効果が低くなってしまう可能性があるというのです。

 

その結果、糖尿病などになってしまう危険性があるわけです。

 

人工甘味料に関しては、まだまだ研究段階のようですが、甘い物を避けているという意識で飲んだり食べたりするのはやめた方が良いようですね。

 

カロリーゼロのドリンクなどは、甘い物とカウントしなければならない、というのが私たちの身体の反応ということになります。

 

甘い物が食べたい

 

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どうしても甘いものが食べたい、という場合はエンプティ―カロリーと言われる、栄養がほとんど含まれていないスイーツを食べることは避けた方が良いです。

 

どうしても食べたいのであれば、サラダなどと一緒に食べるなどの工夫をすると効果的です。

 

また、甘い物を食べたいときには、果物を食べたり、ヨーグルトなどの栄養が含まれているものを食べるようにしましょう。

 

果物には、ポリフェノールが含まれているため、抗酸化作用がありますし、食物繊維が含まれていることから、血糖値の上昇も緩やかにしてくれる効果もあります。

 

ビタミンやミネラルが含まれていることから、エネルギーの代謝などをスムーズにしてくれる効果が期待できるため、どうも頭が働かないという場合には、甘いコーヒーなどを飲むよりも、はるかに脳へのエネルギー補給に効果的です。

 

ヨーグルトにはたんぱく質が含まれており、たんぱく質も糖質の吸収を緩やかにしてくれる効果があります。

 

そのため、甘いものを食べた後の血糖値の急上昇を抑えてくれるため、お勧めといえるでしょう。

 

カカオ含有量の多いチョコレートもお勧めです。

 

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含有量は70%以上のものを目安にすると、チョコレートのポリフェノール効果なども期待できます。

 

つまり、甘いものをどうしても食べたいときには、我慢できるのであれば良いのですが、我慢できない場合はどの甘い物を選ぶか、ということが重要になるわけです。

 

タンパク質不足

 

甘いものがどうしても食べたくなってしまう、という場合はタンパク質ば不足していることがあります。

 

人はタンパク質が不足すると、肉や魚を食べたいと思うのではなく、甘いものが食べたいと考えるようです。

 

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ですから、日ごろ甘いものが食べたくなってしまって仕方がない、という場合は日ごろの食生活を見直して、たんぱく質が足りているかどうかをチェックする必要があるかもしれません。

 

また、甘いものが食べたくなったときには、甘い物ではなく、チーズや牛乳、豆乳などのタンパク質を豊富に含んだものを食べてみると、甘いものが食べたいという感情がなくなる人が多いです。

 

そのため、甘いものが食べたくなった場合には、甘いものではなくコンビニやドラッグストアなどで、さけるチーズなどを買って食べるとよいかもしれません。

 

まとめ

 

甘い物を食べたい場合は、何を食べるかという選択がとても重要ということですね。

 

カロリーゼロの食べ物や飲み物は、必ずしも甘い物を避けているということではない、ということには注意が必要です。

 

たまにカロリーオフのドリンクだから大丈夫といって、がぶ飲みしているような人を見かけますが、真似しないほうがよさそうです。

 

私はどうしても甘い物を食べたいときには、果物を食べるようにしています。

 

千疋屋の果物を毎日食べる、というのであれば別ですが、スーパーで普通に買うことができる果物であれば、毎日リーズナブルに食べることができますからね。

 

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特にバナナは年中安く購入できますのでお勧めですね。